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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第39話 町のどこかに魔女がいる(最終話)
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反省会と朝礼と




 休み明けの月曜日、快晴の中リンは学校までの道のりを歩く。

 天気とは裏腹に気持ちは沈みかけている中、ポーリャと朝霧と出会う。

 挨拶を交わして発表会を振り返る。

「私はステップのミスと曲とのズレがありましたわ」

「ほぼバルーンアート。手品の印象が薄かった」

「ジャグリングかなあ。マジックに頼りすぎちゃったよ」

 初めて一か月だからと教頭先生からの言葉が胸に染みわたる。

「トウ兄は全部持っていった」

「細花先輩だけで十分と言われてしまいますからねえ」

 トウ兄の話がでてリンはビクッとしたのもつかの間、話題は切り替わった。


「――以上が連休中の注意事項になります。私からは以上です」

 ホームルームを終え、朝礼で教頭先生が話を終えると校長先生が壇上に立つ。

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