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復習会
「で、普段はここでマジックの練習?」
「うん。だいたいはそう」
「あれ?マジックの練習だけだと思っていたよ」
広報委員のこの質問にリンが答え、ゆっきーがさらに質問する。
「んーだいたいはマジックの練習なんだけど宿題がねえ……」
「あー今日の数学難しいもんね」
今日の授業では因数分解という授業が始まった。
先生の説明が中心で問題をいざと解こうとしたらチャイムが鳴り響く。
残りは宿題となり、さっぱりだったリンとしてはぽーりゃに聞こうと思っていた。
「他も宿題あったよね。理科の原子力についてだったよね」
「石炭の発電量を比較して原子力が生み出すエネルギーを求めなさいだっけ?」
「面倒だからここでやっちゃう?」
いうが早いか菫山と岩筒地とポーリャ机を向かい合わせにしてノートを広げあう。
「ていうか原子力って危険じゃん。風力波力太陽光で賄おうよ」
「原子力が生み出すエネルギーは膨大だし自然のエネルギーはまだ問題が多いって」
がやがやと今日やった授業で先生が言っていたモニター外のことを皆で話し合う。




