表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第33話 忘れ物を取りに
257/313

校内新聞




 翌日、行内新聞にはマジック研究会のことが一面に書かれてあった。

「昨日の今日なのに……」

「流言飛語って言ってな。いろんなもんが学校内で飛び交っているんだよ」

 リンがあんぐりと口を開けて驚いていたら後ろから菫山が解説する。

「壁に耳あり障子に目でしょ!それだとデマも拾うじゃん!」

 岩筒地の言葉を菫山は立て板に水といった感じに聞き流す。

「真偽はともかくまずは情報集めることが先決さ。なんにせよ――」

 振り向いたリンをしっかりみて菫山は言葉を続ける。

「広報委員会はこの記事を全力で取材するつもりだからよろしく頼むぜ」


 菫山の言葉通り、この日リンはあちこちから視線を注がれ、集中力を欠いた。

 その結果なのかリンは家に帰ってきて大事なことに気づく。

「宿題忘れてきちゃった……どうしよう明日当たるのに」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ