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勢ぞろい

「失礼しまーす」

 来る途中でじゃんけんをして勝ったリンがマジック研究会の教室の扉を開ける。

「といっても誰もいな――っていた!」

「やあ。こんにちはリンちゃん。ポーリャちゃん。それと――」

 教室にはトウ兄ともう一人男子生徒がいた。

 背の高さからトウ兄の同級生、一つ上の先輩かとリンが推測を始める。

「朝霧と申します」

 朝霧がトウ兄たちと自己紹介を交わす。

 その勢いでリンとポーリャも軽く自己紹介する。

 隣にいた男子学生はトウ兄のクラスメイトで幽霊部員というのが分かった。

「名前を忘れたとか聞きたいときは自分から名乗るのがコツですわよ」

 朝霧が小声でこっそりとリンに教える。

「清白さんは誰に挨拶したの?」

 リンが小声でお礼を言ったあと、先輩が聞いてきた。

「教室です。お世話になっていますから」

 そのまま雑談が始まり、先輩と後輩が打ち解けあっていく。


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