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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第31話 図書室の本
243/313

海と小瓶とお手紙と

「ここは……砂浜?」

「きっと本の中よ。あの本が私たちに何かを伝えたくてここに呼んだのよ」

 磯の香りと潮騒の中、ポーリャは周囲を警戒する。

「あ!瓶がある。きっとこの中に何かあるはず」

 海と砂浜の境界線にある小瓶へ波が波が打ち寄せては引いていく。


「ほら中に手紙がある。開けて――」

「待って。警戒」

 いとも簡単に拾い上げ栓を開けようとしたリンにポーリャは声をかける。

 キョトンとしたリンは拾い上げた小瓶をポーリャに手渡す。

 ポーリャはまじまじと小瓶を見つけ様子や状態を確認していく。


「パルキオ!ついてきちゃったの。ボーラまで!」

 岩陰から鳴き声をしてリンが振り向くとパルキオとボーラの姿があった。

 持ってきていた杖を二人が受け取ると、小瓶の栓がひとりでに開く。

 そして中にある手紙が自動的に開封され、描かれてあった魔法陣が光る。


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