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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第26話 転校生
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聞いてみよう

「あれ?おはようリンちゃん今日は早いね」

 リンが岩筒地と会話しているとゆっきーが帰ってきた。

「おはようゆっきー。聞きたいことがあってね」

「聞きたいこと?授業の内容とか復習とか?」

「それはまた別の機会に」

 勉強の話をされてリンは視線そらす。

「ならなんだろ?トウ兄やツグ姉の話?」

「うん。昨日ね、トウ兄とあってねお話したの」

「なに話したの?」

「私みんなに何かやっちゃったのかなあって相談してた」

「どういうこと?」

 岩筒地が興味深そうに聞いてくる。

「みんながすごく遠くに感じてさ、私のせいなのかなって」

 朝の光に包まれた教室でリンはゆっきーと岩筒地に向かい合って話す。

「あー、えーっとね、これには少し事情があったりするの」

 

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