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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第25話 図書室での再会
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姫野先生の話




「『時間を効率よく使うには意味も考えてね』なの?」

「そう。それが姫野先生の話」

 リンの質問にポーリャは首を縦に振る。

「ウトウト?寝てた?」

「起きてたよ。ゆっきーやトウ兄と魔法を勉強できたらなって考えてた」

「うん。そう思う。()()()()の練習」

 リンの言葉の一部をポーリャは言い直し、一緒に教室に戻る。


「リンちゃんポーリャちゃんおかえりー」

「ただいまー。配膳どう?」

「今始まったよ。早く並ぼ」

 教室に入ると、リンは声をかけてきたゆっきーと会話する。

「お昼が終わったら午後の授業と部活だねー。気合い入れていこっか」

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