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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第24話 聞きそびれた知りたいこと
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うららかな日差し

 音楽室に着くと銘々席へ向かう。

(でもほんといい天気よねー。なんだかこう眠くなっちゃいそう)

 大きく伸びをして、リンは机に突っ伏す

(季節の引継ぎは終わったんだよね。ありがとう冬の精霊さん)

 うららかにそよぐ春の日差し。

 リンは肩の荷が下りたかのように安心している。

(寒いままだったらどうしようって思ってたし、魔女たま呼ばわりも許してあげよっかな)

 ポーリャも姫野先生もすんなりと受け入れている。

 そのおかげなのか、リンもそれでも良いかなと思うようになってきていた。

(ポーちゃんは魔女ひな、姫野先生は見習い。まずはひな目指して――って朝霧ちゃんは?)

 ぼんやりとした思考の中で朝霧はどこなのかを考える。

(後で聞いておこうかな――)

 答えてくれるかな、と思いつつリンは眠りの世界に落ちていった。


 しばらくするとリンの髪に何かが当たる。

(消しゴム?ポーちゃんのだ。なんでここに)

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