表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第24話 聞きそびれた知りたいこと
186/313

教室移動

「いいもんいいもん!先生に聞くもん!」

「そうすると姫野先生、ショック受けるかも」

 通りすがった岩筒地も会話に参加する。

「ふえ?なんで?」

「リンちゃんにとって私の話は子守唄なのねって」

「えー!ちょっと考え事してただけなのに!」

「何を考えてたの?」

「えーっと……その……トウ兄やゆっきーとマジックの練習できたらなって」

 岩筒地の問いかけに視線を泳がせ、リンはごまかすかのように話す。

「あ――」

「リンちゃんは豊か。心も考えも」

 あなたねえなのかあのねえなのか、朝霧が言葉を発する前に口を開くポーリャ。

「発想は自由。それがリンちゃんの強さ」

 感動したのか、瞳を潤ませてリンはポーリャを見つめ抱きつこうと駆け出す。

「行こう。そろそろ」

 抱きつこうとするリンから身をひるがえして、ポーリャは淡々と話を進めていく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ