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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第22話 もう一人の先輩
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細川先輩

 ポーリャの話を聞き、リンは男子学生の顔を見る。

 またポーリャを見るリン。

 それを何度も繰り返す。何度も何度も何度でも。

「ツグ姉の弟さん?」

「はい。久しぶりだね、りっかさん」

「リンって呼んで!昔みたいにちゃんづけで!」

「ツグ姉の弟でも先輩。一つ上」

「そうなの?背同じぐらいだったじゃん!」

 いつの話を、とあきれたのか大きく息を漏らすポーリャ。

「小学校が別、会うのは放課後」

「家は近所だったのにー。えーっと……」

「細川灯倶。呼び方は任せるよ」

「なら細川先輩って呼びますね」

「了解。また会えてうれしいよ、リンちゃん。積もる話は今度ゆっくりね」

 リンに軽く挨拶して、細川先輩は姫野先生に会いに向かう。

 その後姿を見送ってしばらくすると、リンは冷や汗をかいた。

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