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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第21話 【第二章】心機一転
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魔法はあるよ

「朝霧さんどうだった?」

「ちょっとまだご機嫌ナナメかな……また後で謝っとくよ」

 ゆっきーの問いかけに岩筒地は答え、菫山を連れて席に向かう。


「どうしたの?リンちゃん」

 あとには頬を膨らませたリンが残り、ポーリャが声をかける。

「魔法はあるのに……ちゃんと使えるのに……」

「そう。魔法はあるよ。ちゃんとここに」

 わなわなと震えるリンに小声で答えるポーリャ。

「ほら席に着こう。先生きちゃうよ」

 ゆっきーの声でポーリャは席に戻っていく。

 リンも続いて自分の席に行き、腰かける。


(もっとちゃんと魔法を使えるようになろう。一日も早く)

 リンはゆっきーの背中を見てどうやって魔法を使えるようになるかを考え始める。

 視界の片隅では、岩筒地と菫山が仲良く話をしていた。

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