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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第21話 【第二章】心機一転
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セージの意味

「セージは花の種類からです!」

「ムキになるところが怪しい」

 真っ赤になってすぐさま否定した朝霧に茶々を入れる岩筒地。

「えーっと……何の話?」

「花の話」

「好きな人とかはリンちゃんには早かったかな」

「みんな好きだよ。お父さんもお母さんもゆっきーも岩筒地ちゃんもポーちゃんも」

「私は?」

 リンの質問にポーリャが答えゆっきーが補足していると、朝霧が割って入る。

「好きだよ。私の好きと岩筒地ちゃんの言った好きって一緒でしょ?」

「セージはスカーレットやホワイトパイナップルいろんな種類があるんですの!」

「シソもセージ」

 ポーリャがポソッと呟く。

「一度調べておくといいですわ!今日もマジック研究会に顔を出すのなら!」

 朝霧はそう告げるとスタスタと自分の席に戻っていった。


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