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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第2話 魔法を教わろう
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はじまり

 部活動紹介が終わり、教室へ戻ると委員会決めが始まった。

 リンは図書委員、ポーリャは保健委員、ゆっきーはクラス委員に決まる。

(朝霧ちゃんは生活委員っと)

 クラスの座席表にだれがどの委員かをリンは書き留める。


 そのあと、授業が始まり放課後になった。

「リンちゃんは部活どうする?」

「うーん、マジック研究会に行ってみようかなって」

「そっか。リンちゃんも忙しいんだね」

 リンと会話をして、ゆっきー少し寂しい顔を浮かべた。

「それじゃ私、運動部見てくるね。またね」

 靴箱に向かって歩き出すゆっきーを、リンは手を振って見送る。


「あ、先生。マジック研究会に入りたいんですが」

 ホームルームを終え、教室を出ようとしていた姫野先生にリンは話しかける。

「マジックに興味を持ってくれたんだね。ありがとう、清白さん」


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