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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第20話 成長するということ
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雨上がり

「ありがとうございました」

 服を着替え終えたリンは、玄関で姫野先生にお礼とお辞儀をする。

「気をつけて帰るのよ。傘は好きなの選んでね」

「はい。えーとどれにしようかな……」


 リンが傘を選んで玄関を開けると、雨は上がっていた。

「ありゃ。まあこういうときもあるか」

「前向きね。リンちゃんは」

 リンが首を傾げると、リュックからパルキオが肯定するように顔を出し、すぐ引っ込む。

「そういえばポーちゃんも失敗とかしてました?」

「ええ。失敗して学んで。それの繰り返しよ」

 傘を貸したかったのか、困った顔をしていた姫野先生は微笑みを浮かべてリンに答える。

「たとえばどんな?」

「内緒。ポーリャちゃんもポーリャちゃんで苦労してるからね」

「気になる……ポーちゃんはなにをどう聞いてるのかな?」


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