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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第20話 成長するということ
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教わったこと

「すごーい!先生のお母さんも魔女だったなんて!」

「そうかなあ……正式な魔女になる試験、先延ばしにしてる人よ」

「え?なら先生も見習いなんです?」

「どうだろ?見習いの定義ってなんなんだろね」

 リンの質問を質問で返す姫野先生。

「質問を質問で返すのって――」

「質問の仕方を変えてみるのもやり方のひとつよ」

「言い訳だー」

 姫野先生の言葉にリンはまたころころと笑う。

「そうねえ……教わったことをそのまま伝えるのなら」

 優しい目でリンを見つめ、姫野先生は口を開く。

「言われたことができて三流。裏を読んで二流。それ以上のことができて――」

 一流なんだろうな、とリンは憶測する。

「半人前よ」

「え?それじゃあ一流や一人前ってなんですか?」

「それはリンちゃん自身が見つけてね。私と同じように」

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