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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第2話 魔法を教わろう
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部活紹介

 姫野先生の話によると、部活動には研究会や愛好会、同好会も含まれるという。

(習い事とかお手伝いとかやりたいことがある子は会を選ぶのか……)

 昨日受け取った資料をもう一度見るリン。


「お話は以上になります。では、体育館に説明を聞きに行きましょうか」

「姫野先生、出席がまだですわ」

 朝霧の言葉にハッと気づいた顔をする姫野先生。

「ありがとう、朝霧さん」

 姫野先生は朝霧にお礼を伝え、出席を取りだした。


 体育館で部活動や会の説明が始まる。

「音楽教師の姫野ゆりえです。マジック研究会の顧問をしています」

 研究会で話す子が欠席ということで代弁する姫野先生。

 登場するときと退場するときは空間移動の手品を見せ、場を盛り上げた。

(マジック研究会……習い事……ひょっとして)

 リンは思い当たることがあり、行ってみようかなと心に決めた。


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