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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第18話 久しぶりの先輩
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参加は二人

「私は遠慮しておきますわ。今日は用事もありますし」

 簡潔に答え、朝霧は食事を始める。

「わかったわ。研究会だし自由参加だもの」

「いつ?」

「放課後よ」

「どっか行くんですか?」

「研究会の先輩に会いにね」

 場所は、と聞こうとしてリンは思いとどまる。

(個人情報もあるし……あとで聞いてみよう)

「行きます」

「私も」

 いつ行くのかを聞いたポーリャが答え、リンも続く。

「オッケー。なら放課後にね。ごめんね食事中に」

 そういってクラス全員に頭を下げる姫野先生。

(魔法の練習したかったなあ……)

 昨日の件を引きずっているのか、リンはガックリと肩を落とした。

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