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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第2話 魔法を教わろう
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お腹と胸がいっぱいで

「それじゃまた明日」

 公園の出入り口でリンはポーリャに声をかけると、ポーリャは軽くうなずく。

 そして一人になるとリンは急いで家に帰る。

 

「ただいまー」

 家に着くなり、リンは冷蔵庫を開け中にあったサンドイッチを取り出す。

 サンドイッチを電子レンジで温めている間に、うがいと手洗いをして急いで食べる。


「ただいま」

 人心地ついた頃に両親が帰ってきて、リンはおかえりと出迎える。

「今夜はごちそうよ。すぐに作るからね」

「えーと、今日はいろいろあって胸がいっぱいでさ……」

 心の中で母にごめんなさいをして、少なめの夕食をとるリン。


 入浴を終え、リンは部屋で一息つく。

 明日の準備として部活動名とクラスの座席表に目を通し、リンは眠りについた。


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