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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第15話 写生大会
117/313

描く場所を求めて

「このカイロ使い終わったら花壇の肥料になるんだって!」

「あとでやってみようよ」

「っていうかこの間雪が降ってからずっと寒いよね」

「寒の戻りかな?」

「春一番は吹いたはずなのにね」

 リンたちがぞろぞろと校庭に出ると、寒風が木の葉を運んできた。

「うー寒い!もう春はなずなのに」

「春は三寒四温と言いますからまた暖かくなりますわよ」

 腕を組み二の腕をさするゆっきーに声をかける朝霧。

(ひょっとしたら私のせいかも……私が雪なんか降らすから)

「場所どうする?暖かいところとなると日向?」

 リンが雪を降らせたことを後悔していると、ポーリャが場所を提案する。

「そうねえ……花壇周りは人気だし私たちは裏庭の芝生と校舎を描こうか」

「朝霧さんはどうして私たちといるの?」

「大勢で行動するのは苦手ですの。お邪魔でしたら案内後に移動しますわね」

 岩筒地の質問に朝霧ははっきりとに答え、ポーリャが言った場所を案内する。

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