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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第15話 写生大会
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今日の行事

「ただいまー」

「あ帰ってきた。おかえり」

「おー本鈴ギリギリ」

 誰かがそういうとチャイムが鳴り響いた。

「はーいみんなおはよう。早く席についてね」

 少しして姫野先生が教室に入ってくる。

 それを合図にわらわらと自分の席に戻っていく。

「今日の連絡事項って写生大会があることぐらいかな?」

 全員が席について静かになった後、姫野先生が疑問形で話す。

「みんな準備してある?」

「はーい」

「よーし、なら好きなところに行ってしっかり描いてきてね」

 姫野先生は教壇の中から箱を取り出し開ける。

「まだまだ寒いからね。カイロあるからほしい人は取りに来て」

 クラス全員が一斉に集まってきた。

 姫野先生は全員を席に戻すと、最前列の子に後ろに配るように手渡していく。

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