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町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第15話 写生大会
114/313

あくる日

「えー!リンちゃんって今ポーちゃんの家に泊まってるの?」

 あくる日の朝、教室でゆっきーが声を上げる。

「うん。昨日から。お父さんとお母さんが急に出かけることになって」

「というかヘルプ。助っ人希望」

「どうしたのポーちゃん。リンちゃんと久しぶりに二人っきりだったんでしょ」

「勉強教えが切実。助けが必要」

 淡々と語るポーリャにゆっきーは携帯を開く。

「あれ?でもリンちゃんが前いた小学校は結構勉強で有名なところ――」

 ゆっきーと一緒にいた岩筒地が口を開く

「えーと……ちょっと病気でさ、ほとんど病院にいたの」

「そうだったの?悪いこと聞いちゃった?」

「大丈夫大丈夫。なんだかんだで思い出もあるし良いところだったよ」

 リンと岩筒地の間にほんわかとした空気が流れる。


「ご歓談中のところ失礼しますわね。そろそろ本鈴が鳴りますわよ」

 話の最中に水を差す朝霧の声にリンが時計を見ると、確かにぎりぎりだった。

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