表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
町のどこかに魔女がいる  作者: ぷらすとぷらす
第2話 魔法を教わろう
10/313

夕日に染まる空を飛ぶ

「すごーい!町が一望できるよ先生!」

 姫野先生の肩に乗った手のひらサイズのリンが叫ぶ。


 お腹が鳴った理由をリンが話すと、姫野先生は家まで送ると言ってくれた。

「せっかくだし、魔法で送ろうか?」

 姫野先生の言葉にリンが元気よく返事をしたら、姫野先生は魔法を唱える。

 リンの体の大きさが手のひらほどになると、肩に乗せて光で箒を作り出す。

 そして今、リンは姫野先生と町の上空にいる。


「姿を消す魔法もかけてあるから、安心してね」

「魔法ってすごいですね。便利でなんでもできそうな気がします」

「そうね。たいていのことはできちゃうかな。公園の高台あたりで降りるよ」

 茜色に染まる空で、リンと姫野先生は二人だけの時間を過ごす。

「姿を現したときに人がいると、びっくりしちゃうからね」

「そっか。ありがとうございます、先生」

 お礼を言うリンに姫野先生は微笑みを返し、公園の高台へゆっくりと降りていく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ