第十七回:eSports
モリ家の人はもともとNFLが大好きだったのですが、モリは本当にスポーツに造詣がありません。そもそも運動音痴であるため、運動に興味がないので、自然とスポーツには興じなくなり、結局ルールが分からないので面白くない、みたいなことになります。そんな中でも最近真面目に観戦しているのがeSportsです。League Of Legendsというゲームの観戦をしています。League Of Legends自体は弟がプレイしているのを見ていたほか、一度触ったことがあるくらいで、モリにとってもは少し難しすぎるゲームだったのであまり明るくはないのですが、観戦は楽しいです。相手陣地の心臓部分を破壊したチームの勝利、という分かりやすいルールのためかと思われます。とはいえ、チャンピオンと呼ばれる使用可能なキャラクターの数が異常に多いほか、それぞれに三つ以上の固有スキルがあり、ましてやアイテムなども様々、といったゲームなので、何が何だか分からないところもあります。Vaingloryというその簡易版のようなモバイルゲームはやっていましたが、それでもついていけなかったので、わざわざチャンピオンやスキルについて学ぶほどではありませんが、観戦はします。現在はWCSというワールドカップみたいなトーナメントの予選をしており、日本チームはボロ負けしております。強いのは韓国か中国です。
スポーツと言えば現在は日本でラグビーが行われているそうですが(ウェールズ人の友人に聞いて初めて知りました)、ゴルフや卓球、バレーボールを除いて、日本はあまりスポーツに強い国ではないような気がします。それも恐らく、スポーツだけで生活できる環境がないからなのでしょう。eSportsではそれが顕著です。サッカーや野球とは違い、たかがビデオゲームだと思われます。しかし、韓国などではれっきとしたスポーツとして認められているのです。この動きが是非日本にも表れないか、と思っておりますが、なかなか難しそうです。プロとして活動できる人口が少ないので、結果的にあまり強いチームは現れません。韓国から助っ人を多数迎えるのも基本です。League Of Legendsは五人一組でチームになりますが、記憶が正しければ少なくとも二人、多くて三人は韓国人だったりします。それってもはや韓国チームじゃないですか? と思うくらいのところもあります。
ちなみに参加選手は他のスポーツに漏れず全員男性です。これは書くまで気が付きませんでしたが、スポーツの主流が男性選手であるというのはなんだか不思議ですね。歴史上そういう風になるのだと思いますが、eSportsのような体格や筋力が関係のないスポーツであれば、男女混合でも構わないのではないでしょうか。実際、スプラトゥーンなどは女性選手が参加しているのを見たことがあります(スプラトゥーンについては良く知りませんが)。それはさておき、男性選手ばかりなのでここはやはり女性に対してマーケティングしていくのが良いかと存じます。ゲーマーといえば眼鏡で暗そうで細くて小さい、みたいなイメージがありそうですが、意外とそうでもない方々がいらっしゃいます。名指しは避けますが、何名かゲーマーとは思えない風貌の方がいらっしゃいます。
そうでなくても、どうやら今回League Of Legendsはまさかのルイヴィトンとコラボしたそうです。いったい何をどうコラボしたのかはモリも知りませんが、海外ではそれだけeSportsが地位を確立しているということです。もしご興味があれば是非ご鑑賞ください。Twitchなどで日本語解説つきのものが見れます。
本日は以上です。ご清聴ありがとうございました。