第十三回:タピオカ
以前書こうとしてなぜかやめてしまった話題です。やめている間に空前のタピオカブームもどうやら終わりに近づいているようです。というのはモリ家の人が言っておりました。以前ほどタピオカ店に行列が並ばなくなっているようです。あまり家から出ないモリでも、近所に二軒タピオカ店がありますので、確かに最近あまり人を見ないなあとは思っておりました。モリは現在持病のため脂質制限中なので、牛乳が飲めません。そのためミルクティーが基本のタピオカも飲めなくなってしまいました。豆乳タピオカ(ミルクティーではない)を提供しているお店があるのですが、そんなに美味しいものではありませんでした。これは個人的な感想ですが。
そのタピオカですが、かなりカロリーがあります。脂質制限をする前から体型維持のために基本的にカロリー計算は行っていたモリなのですが、タピオカは大体400kcal以上のカロリーがあります。相当です。モリくらい動かない人間ならば1200kcalくらいあれば事足ります。その1/3です。恐ろしいです。なのに栄養価はほとんどないに等しいです。ただし美味しいのは確かです。しかし、昨今のタピオカブームの終焉には女性たちが「太る」ということに気づいたこともあるのではないでしょうか。とモリ家の人に言ってみましたが、単純に高いから売れなくなったのではないか、とのことでした。
このタピオカ、実は海外では大分前から流行っておりました。ロンドンでは中国系のお店が必ずタピオカを提供していましたし(タロイモという芋のドリンクが好きでしたが、今考えるとタピオカも芋なのであれは芋芋ジュースでした)、アメリカでは現在日本にあるようなお洒落な韓国系タピオカ店が乱立しておりました。なので日本で流行ったことも不思議ではないのですが、ブームが来て去るあたりが日本らしいなと思います。日本人の国民性でしょうか、流行り廃りがとても激しい気がします。モリの住んでいる街では、とある甘味処に急に大行列ができたりします。テレビで取り上げられたのだろうなと思います。
タピオカしかり甘味処しかり、モリは基本的に好きなものは好きで嫌いなものは嫌いなタイプなので、『流行っているから』という理由で何かに飛びつくという行動はあまり理解できないところがあります。あと、企業マーケティングの力が非常に強いなとも感じます。最近は秋にあまりイベントがないのでついにハロウィンを開催するようですね。どうせハロウィンを開催するならばアメリカの『キャンディコーン』を是非輸入していただきたいところです。モリはあれが大好物です。タピオカとは主旨がずれましたね。
いずれにせよ、タピオカ店が今後減ってしまうのは少々悲しいです。モリの住んでいる街はそんなに栄えている場所ではないので、恐らく遅かれ早かれどちらの店舗も閉店してしまうのではないかと思います。片方の店舗は閉店を予告して、数日後に「閉店しま…せん!」というものすごくややこしい張り紙をしておりましたので、時間の問題かと思われます。もしくは是非タピオカ店において豆乳を用いたミルクティーを作っていただくことはできないでしょうか。その場合モリも継続してタピオカを楽しみたいと思います。
本日は以上です。ご清聴ありがとうございました。