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第十回:幽霊

 モリはオカルトが好きです。最近はめっきり情報を集めなくなりましたが、某●ちゃんねるのオカルト板はとても好きでした。特に西洋よりも東洋のオカルトの方が好きです。まじないとか、呪いとか、そういう類のものです。民俗学的見地から考察するのがとても面白いです。モリは幽霊を怖がりますが信じておりませんので、まじないが効くとか、呪いが効くとか思っておりません。ただ、どうしてそんなものが発生したのか、というところが面白いと思うわけです。


 その幽霊ですが、昔から少し気になっていることがあります。日本の『幽霊』は割と人間に近い形で登場することが多いですが、海外の『幽霊』はなかなか人間として出てきません。アメリカではオーブだったりしますし、叫び声や物音だけ、というパターンが多いです。ブラック・アイド・チルドレンみたいなのもありますが(これは今名前が合っているか検索しようとして分かっていながらも出てきた画像に心底びっくりしたので検索はオススメしません)、あれはどちらかというと悪魔の部類だと思います。あと、ロバート人形みたいに人形に乗り移ったパターンなども多いです(これも名前が思い出せなかったので検索したら出てきた画像が心底以下略)。人型の幽霊が出てくる、というのはなかなか聞きません。ただ、ゲームではよくあります。VisageやPacifyなどのゲームはそうですね。そうでなければ普通に殺人鬼がでてきます。これはジェイソンとかGrannyとかです。これはなぜだろうかと思うわけです。ちなみにここまで書いておいて、一人で家にいることが大変恐ろしくなっていますが、書いてしまったので続けます。


 土葬の文化の可能性について考えてみましたが、欧米は今でも土葬が主流だと思います。だからこそゾンビという発想が大きいのかもしれませんが、やはりこれは宗教的な価値観かな、と思ったところで、日本も欧米も『魂』が人型であるという概念は恐らくどちらにも薄い気がします。というわけで、偶像崇拝に関してはどうでしょうか。神道・仏教どちらも含め、日本はやたら偶像を作るのが好きではないでしょうか。お地蔵さんとか道祖神とかです。神といえばとりあえず形にします。そして仏教なんかでは仏壇で祀られます。神道では覚えている限りで死後神様になるパターンも多かったかと存じます。すると日本人は『魂』を信じそれは人型ではないという点で意見の一致を見ますが、その後どうなるかというと人型でイメージされることが多いと思います。あるいは悪霊などでは「死んだことに気づいていない」ので『魂』として彷徨っていないという説明もあります。その点欧米では死んだら即刻『魂』と化して天なり地獄なりに召されるので、あまり人型であるという印象がないのではないでしょうか。適当な考察ですが。


 ちなみにモリは零シリーズがホラーゲームの最高峰だと思っております。戦えないホラーゲームが一番怖い、という理論も提唱していますが(スレンダーマンなど)それ以前に世界観がすごいと思います。ああいう日本の雰囲気が好きです。大償とかやっちゃう感じが好きです。そうでなければEmily Wants To Playがかなり怖かったと思います。モリはゲームはしませんが、ゲームプレイ動画はよく見ますので、ホラーゲームについてのみ非常に知識があります。最近はP.T.とスレンダーマンを元にした系のゲームが多いので、そろそろブレイクスルーを期待しています。


 本日は以上です。ご清聴ありがとうございました。

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