五次元セカイ
セカイが混じり始めたそのときに
ぶつかるモノは仕方ない
別々に歩んだ二つのセカイ
異なるものは多いから
片側だけが残るのでなく
適度に砕けて破片は溶ける
溶けた破片はセカイに散る
理想はどこまでも潔癖で
高くて高くて届かないけれど
散った破片が補い隠す
広い宇宙で出会ったセカイ
輝きはどれも違っていて
一際目立ったキミに惹かれた
あの時あの場にあの気分で
それは奇跡か偶然か
この世界は四次元で
環境変数はたくさんあって
ただこの想いはいまここにある
立体と時で四次元ならば
想いを加えれば人のセカイは五次元か