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カラフル  作者: 白華
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黒色

絵を描きはじめたのは中学生のときだった。

小学生のときから、詩織が描いているのをずっと隣で見てきたのも影響しているだろう。

自分の心を表現するのに、こんなに楽しい方法があるのかと感心した。

最初こそ黒歴史に他ならないものだったけど、今では詩織に褒められるほど上達した。

詩織は、お世辞で人を褒めない。それに、絵を描くのが好きな人に褒められて嬉しくないわけがない。

何度かコンテストで準優勝したこともある。優勝は詩織。

詩織には憧れていたけど、どうしても勝ちたくて、憧れるのはやめた。

ちなみに、まだ勝てていない。


詩織は、ただ自分のためだけに絵を描く人だった。

その理念に触れて以来、詩織に興味をもった。思えば、小学生のときから、この恋は始まっていたんじゃないだろうか。

毎日ひたむきに打ち込む創作も、敵わない相手がいることが堪らなく悔しくて、同じくらい楽しい。

これを知る前の無気力な日々を捨てられた気がして、嘘みたいに充実した毎日を送っていた。


正直、浮かれていた。


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