かんしゅ
“死刑宣告”だった。
「・・・まじですか。」
「ああ、まじですね。」
僕に手紙―“死刑宣告”を渡した看守(女)が僕に言う。
「っつーか、大変だなあSクラス。昨日も一人やっただろ。
これから100超すんじゃないか?記録更新じゃん。」
「そんな記録更新したくありませんよ・・・。疲れるし。」
この看守は、中々強い。
看守の中でもトップレベルだ。
そして、看守の中の僕のたった一人の友人(悪友ともいえる)でもある。
「じゃあまたな。死ぬなよー。」
「はいはい死にませんよー。」
「・・・・あッ!!そうだ!言い忘れてた!」
ちょっと離れかけた看守は、また大股で戻ってきた。
「あのねえ!次戦る相手がさあ、あたしの友達なんだよね。
めっちゃ大親友でさ。それでーそのー」
しばし目を泳がせる看守。
「・・・えっと。」
「つまりは“殺さないで欲しい”ってことなんですね。」
「そうそれ。」
ああまあそうだろうな。
それにしても、この看守に友人とは珍しい。
というか、考えもしなかった。
僕以外の友人は居ないと思っていたからだ。
一匹狼なタイプだとばかり思っていたのだ。
「だからさあ・・・頼むよ!な!」
「・・・別にいいですけど。」
「ホントか!やったあ!よっしゃー!」
「その代わり・・・と言っちゃなんですが、元から遇ったら頼もうと思ってたんですが
・・・囚人も武器アリにしてきてくれませんかね。」
「えー、あー、まあ、そうだなあ。」
彼女は、顔が広い。
とくに・・・上層部のやつらには。
気に入られているというか、まあ色々有ったから。
「―ッわーったよぉ、なんとかやってみるよ。」
「わーい。じゃあ交渉成立って事で。」
「っていうかあんた武器なんて要らないだろ。この前―いや昨日か。
Aクラスの剣士に勝ってたじゃねえか。武器なし味方無しで。」
「まあ、そうですけど。」
武器があれば、疲れなくて済むのだ。
とにかく、眠い。
早く寝たい。
「・・・そろそろ、いいですか。眠いんで。」
「あー、そういえばお前そんな感じのやつだったな。」
ひらひらと手を振り、後ろを振り向き歩き出す看守。
「あ、ああそうだ。」
ふと、去り際。
背中がちょうど見えなくなる頃に。
「Sクラス。」
「何ですかー。」
「“私”ちゃんをよろしくなー。」
新キャラを出していかないと駄目ですねー。
元は看守さんは処刑人設定だったけど変わっちゃいました。
では、推理してみてください。
まあ色々有ったとは何でしょうか。
皆様の推理待ってます。