ハジマリ。
人は誰かによって変われるし、救われる。
このオハナシは大分前に書いたもので、文章も拙いし、何より綺麗事が多いと思います。だけど登場人物への思い入れはものすごく強く、初めて最後まで書き切ったお話です。
綺麗事で拙いこの話の中に、何か心に残せたらなと思います。
なお、他作品の短編「淋シキ人間ノ愛唄」中に関連の作品があるので、ぜひ探してみてください(^_^)
それでは、「AMEN」、よろしくお願いします。
―この騒音ばかりの世の中で 小さく震える孤独の音が 君にはきこえてますか?―
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東京の賑やかな駅前に
赤い屋根の小さなお店がある。
周りの色鮮やかで華やかな店に挟まれるように、でも満足そうにそこにあった。
通り過ぎる人々は、その小さすぎる店には目もくれない。
生きる理由もわからぬまま、ひたすら足を動かす。
空はこんなにも青いのに、高いビルがそれを隠すように立っている。
車のクラクション
ビルについてるでっかい画面。人の声。
すべてが重なり、混ざり合い、騒音となる。
「今日も賑やかだな…」
小さなお店の丸窓から外を眺める一人の女。
長い黒髪を指でいじり、
ぼんやりと過ごしていた。
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