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200文字小説

喧嘩(200文字)

作者: うわの空

「おいてめえ! 俺のことを覚えてるか!?」

「ああ、覚えてますよ。だってこの前の喧嘩の時、『畜生、覚えとけよ』って言ったのはあなたじゃないですか。だから、覚えてます」

「ふ、ふん! そうやってでかい口叩けるのも今のうちだぜ!」

「別に口は叩いてませんよ」

「うるさいな! 見てろ! 今にぎゃふんと言わせてやる!」

「見ればいいんですか? 言えばいいんですか?」

「うるせえぇ!」

「ぎゃふん」

「簡単に言うんじゃねええぇ!!」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 面白い。 テンポと畳み掛けがバッチグーだね。 [一言] 良い作品を読ませて頂きありがとうございました。
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