ワンダフル!
初、オリジナル小説…まだそっちの方面に関しては右も左も解らない、今も小説書きとしてはまだまだド素人な私が書いたため内容の出来はあまり期待しないで気軽に楽しんでください(汗)
-皆さんは自分のペットにキチンとしたしつけが出来てますか?そして信頼が持てますか?
-とある一般家庭・深山家
-深山家の人達は平凡ながらも平和な日々を送ってたが、ある日突然…その事件は起きた。
「すみません…私、お隣りの大空という者ですが、深山さんですよね?」
「へ?はい、そっスけど…ええと…大空、さん?ウチに何か…?」
-深山家のお隣りさんと名乗る少女・大空カケル(おおぞら・カケル)が突然訪問してきた、この日は生憎と他の家族全員が不在のために深山家の次男坊・深山鍔眼が彼女に応対する。
「この子…何かに似てると思いませんか?」
「キャンキャン!」
「あれ…?な〜んか、どっかで…え…?」
-カケルは自分が抱いている黒っぽい可愛らしい子犬をツバメに見せた瞬間、徐々に彼の全身の血の気が引き、顔が青ざめていく…。
「ちょ…あれ?え、ま…待って…な、なんで?どうなってんスか?」
「この子はアンナの…ああ、アンナというのは私の飼い犬の名前なんですが、先月生まれたばかりなんです、ちなみに名前はモーラです。」
「キュゥ〜ン?」
-身体がガクガクと震えだすツバメ、対照的にカケルは淡々と子犬・モーラの出生について話し出す。
「…おかしいんですよね、私の家にはメスのアンナしか飼っていないのに、どうして子供が生まれるんでしょうね…?」
-カケルは段々ハイライトの入ってない眼になり、声のトーンを下げながらツバメに対して何か遠回しな問い掛けのようなことを言い出した。
-古来より、人のみならず動物が子を産むために…男と女、オスとメス、雌雄共に存在し、交尾を交わさねばならない…しなければ子供はほぼ生まれないハズ、ならこの質問の答えはおのずと決まってる。
「ま、まさか…!?」
-ツバメは慌てた様子で家の庭から自分の飼い犬を連れて来て、モーラと飼い犬を交互に見る…お互いに黒い毛並み、しかも顔がほぼ似てる。
「…ね?お宅のワンちゃんにそっくりですよね?で・す・よ・ね?」
「…半蔵ォオオオオ!!ちょ、おま…何さらしてくれとんじゃああああああああああ!!?」
「…ヘッ…。」
-カケルのトドメの一言と深山家の飼い犬・半蔵と大空家の子犬・モーラがそっくりなこと…ああ、間違いない、二匹は正真正銘の『父子』(?)のようだ…。
-どうやらカケルは半蔵がモーラの母犬・アンナを『孕ませた』と言いたいらしく、こうして抗議に来たらしい…。
「こうなったのもお宅のワンちゃんのせいです…この子を、モーラを引き取ってください。」
「…ざけんなッ!!さっきから聞いてりゃ好き放題言いやがって!そんなのタダの推測だろ!?ウチの半蔵がヤったって証拠あんのかよ!?」
-カケルは父犬の責任としてモーラを引き取るように告げるが、自分の飼い犬にあらぬ疑いをかけられて憤りを感じたツバメは遂に激怒…証拠が無いから関係無いと言い張る。
「ですが…この近所には黒いワンちゃんは半蔵くんくらいしかいないらしくて…。」
「そんなもん、たまたまだろ!いいぜ、そこまで言うなら…オレが半蔵の無実を証明してやる!!」
-カケルの抗議など最早耳に入らず、ツバメはビシッ!と指を指しながら半蔵が疑いを孕ます…ではなく、晴らしてみせると宣言した。
「仮に証明出来なかったらそのモーラって子は引き取ってやるし、お望みとあらば半蔵を保健所に連れていったって良いんだぜ!?」
「…ッ…!?ギャインギャイン!!」
「いいでしょう。」
-…前者はともかく後者はいかがなものかと?半蔵が吠えながら、もし彼が人語が話せたならば『やめろ、テメェ!ブッ殺すぞッ!!』と言わんばかりの勢いで抗議してるが気にしてはならない…カケルはその約束をしかと聞き入れた。
「…た・だ・し♪オレが証明出来たら、そうだな〜…オレの言うことでも聞いてもらおうか!例えば水着姿で街中出て買い物するとか?ケケケケ…。」
「…なッ!?み、水ッ…水着で…!?///」
-自分だけ条件付きでは不公平なため、ツバメは半蔵の無実が証明出来たらカケルに自分の言うことをなんでも聞く様に要求…例え話とはいえ、年頃の少女が水着姿で街中を歩きながらお買い物だなんて、それじゃあ単なる痴女ではないか、カケルはそんなイメージを想像しただけで真っ赤になる。
「い、いいですよ!!///水着どころか全裸でもいいですよ!!」
「言ったな!?良いんだな!!約束だかんな!?」
-半ばヤケ気味ながらもカケルはツバメが出したその欲望にまみれた条件を飲んだ…こうして二人の飼い主達による熾烈な戦いが幕を開けた。
-次の日。
「…で、オレも付き合わなきゃならないわけか?半蔵の尾行に。」
「はぁ〜全く、なんでこーなるんだか〜?」
「協力頼むよ!兄ちゃんに姉ちゃん!!マジでウチの家族の冤罪を晴らしたいんだよ〜!!」
「わかった!わかった!落ち着かんか!!馬鹿者ッ!!」
「ま、可愛い愛犬と弟のためだからね♪」
-複雑そうな表情を浮かべる深山家の長男・深山統刃、長女・深山刃月は半蔵の冤罪(?)を晴らしたいと必死に頼み込むツバメに根負けして渋々承諾した(ちなみに刃月は結構ノリノリだった。)
-三人はサングラスに黒いロングコートという超怪しい張り込みスタイルになり、深山家の愛犬・半蔵くんの一日を陰ながら見守ることにした…。
-半蔵が大空家のアンナに会いに行って然るべき行為に至らなければいいし、半蔵の他に黒犬が居れば証明も出来るだろうと踏んだからだ。
「クーン、クーン。」
「おやおや、ワンちゃんこんにちは。」
-午前10時…ご近所の島田さん家のババアにしばらくじゃれついてる。
-その30分後、午前10時30分…。
「あ!見て見て!!あの黒いワンちゃん、可愛い〜♪」
「ほら、おいでおいで〜♪」
「ガウ。」
-女子高前にて、二人組の女子高生に声を掛けられて近寄る半蔵、頭を撫でられる。
「…あいつ、案外モテるのな…。」
「クソッ!うらやましい…!!」
「はいはい、妬かない妬かない♪」
-飼い犬の意外な一面に感心する統刃、ツバメは歯ぎしりしながら羨み、刃月がそれにフォローを入れた。
-さて、その後…時間は飛んで午後12時になった。
「よう、半蔵!いつものちゃんとあるからな、ほらよ!」
「ギャウッ!!」
「はは♪そんなに美味いか?腹減ったらまた来いよ!」
-商店街の精肉店『相模屋』の若旦那に声を掛けられてデカイ牛骨を貰う、どうやらこれが半蔵の昼食らしい上に毎回来てる節もあるようだ。
「…最近、餌を食わんと思ったらアイツ、こんなところで骨食ってたのか…。」
「後で若旦那にゃ御礼言わないとな〜。」
「半蔵の知名度って意外と高いんだね〜。」
-あんパンに牛乳と張り込みの常識飯を食いながら怪しさ爆発な格好の三馬鹿兄弟は改めて半蔵が如何に近所の人々に親しまれてるかを知った。
-その後、半蔵はあちこちで名前を呼ばれ、声を掛けられてじゃれついたり、欠伸しながらお昼寝したりと、意外と地味、且つ、ノンビリした日課をこなしていた。
「ふむ、今のところなんの問題も無いな…。」
「ふぅ〜…取り越し苦労だったかな?やっぱ…。」
-…と、思われたが…。
-午後14時30分。
「あら?半蔵♪また来てくれたのね?嬉しい!!」
「ハッ…ハッ…。」
(おお?今回はまた一段と大胆なスキンシップだな…?)
(あれ、近所一美人と評判の遠野さんじゃねーかッ!?畜生!半蔵、オレと代わりやがれ!!)
(ワーオ!半蔵ってば、やっる〜♪キャハ♪)
-近所一美人と評判の女性・遠野遥に抱き着かれる半蔵…尚、ツバメが鼻息荒くしてスケベ心丸出しで興奮してたが気にしてはならない。
「ふふ♪それじゃあ『いつもの』、よろしくね♪」
「ワゥン!ワゥン!」
「「「???」」」
-遥は半蔵を抱き上げて家に入る、三人は頭に『?』を浮かべる。
-遥と半蔵が何をするつもりか気になった三人は庭の方にそっと忍び込み、窓から家の中を覗く…すると…。
「さあ…来て…♪」
-…なんと、何を思ったか…遥はいきなり真っ裸になり、全身にバターを塗りつけ、恍惚の表情を浮かべて半蔵を誘うのであった。
「ウォン!ペチャ…ペチャ…。」
「ああん!そ…そう、そこ…そこをもっと…やぁああああん!!///半蔵!半蔵ォオオオオ!!///ふああああああッ!!」
-やがてバターの臭いに反応して飛びついた半蔵が遥のあんなところやこんなところに塗られたバターを舌でペロペロ舐め取りはじめ、遥は舐められた感触に身悶えしながら顔を赤らめ、嬌声を上げるのだった…。
「」
「」
「」
-あまりのブッ飛んだ光景を前に三人は化石の様に固まった…ちなみに刺激が強過ぎたか?ツバメは鼻血を垂らして失神してしまってる。
「…何、勝手に人ン家の飼い犬で卑猥なことやらかしてんじゃ!!ゴルァアアアアアアアアア!?」
「ひでぶッ!!」
-近所一の美人、否、ド変態女・遥のとんでもない痴態と性癖に怒り心頭…我慢ならずに統刃と刃月は窓ガラスをブチ破って乱入して蹴りをかまし、彼女のアホ全開な行動を全力阻止した。
「全く…とんでもない雌豚だな!!」
「今度やってるの見たらタダじゃおかないからねッ!?」
「あれ?また半蔵がいないぞ???」
「「何ィッ!?」
-自分達の愛犬で変態プレイに興じてた遥に吐き捨てる様に忠告する統刃と刃月、そしてようやく起き上がったツバメはまた半蔵がいなくなったことに気づいたので、三兄弟は慌てて探しにいくのだった。
-午後15時。
「…見つかったか?」
「こっちにはいないよ、兄ちゃん。」
「あっちはどうだった?」
-街のあちこちを探すも半蔵が全く見つからない…
「オレ、信じてる…半蔵は変態プレイに利用されてはいても人様の犬を孕ますなんて決してするわけないんだ…!!」
「ツバメ…そうだな、例え変態プレイに利用されてもそんなことはしない、我が家にそんな犯罪犬はいないハズだ。」
「…本当に信じてるのだろーか?」
-ツバメと統刃が半蔵に対する家族と愛犬の絆(?)を信じたい気持ちを強め、刃月から怪しまれてたその時、近場の公園にて…。
「あ!ハンゾーちゃんだ〜!!こんにちワン♪」
「ワン♪」
「ガフゥ!ヘッヘッ…。」
-近くの小学校に通う幼女・匂坂沙耶(9)とそのペット・ジョセフィーヌちゃん(♂)とお散歩中、半蔵とバッタリ出会い、可愛らしい挨拶をしながら駆け寄る。
(やっと見つけたぞ、ふむ…今度は友達らしき犬とその飼い主か、まぁさっきの変態女よりはマシか…。)
(犬友もいるんだな、飼い主ながら全然解んなかったぜ〜。)
(はう!?あの娘、スッゴイ可愛いわ〜///『こんにちワン♪』ですって!!)
((え?))
-半蔵が見つかりホッとする一同…しかし、沙耶を見た刃月が途端に顔を蕩けさせてニターと笑い、何やら危ない性癖に目覚めようとしてたので統刃とツバメはショックを受ける、変態女は二人もいらん。
-そして三兄弟が陰ながら幼女と犬二匹を見守って10分弱…。
「あれ?いつの間にかまたいなくなったぞ?それにあの娘の犬までいない…。」
「「なぬ!?」」
-気づけばまた半蔵が消えた…しかも今度は沙耶の飼い犬・ジョセフィーヌまでいなくなってるというオマケ付き、だが、心配は杞憂だった…。
「アオン、アオ〜ン!」
「キャフウン、キャフウン!!」
「ほえ?ハンゾーちゃん?ジョセフィーヌ?そこにいるの?」
(オレ達も往くぞ。)
(合点!)
(…沙耶たん、ハァ…ハァ…(;´Д`))
-草むらから二匹の鳴き声が…沙耶はトテトテと可愛らしく歩きながらその草むらに向かう、深山三兄弟も沙耶に見つからない様に何故かほふく前進で着いていく…刃月が沙耶のスカートがピラピラと舞ってる度に興奮してるが気にしてはならない。
-そして…四人が見たもの、それは…。
「バウワウ!ワォオオオオオオオン!!」
「オウオウオウオウオウオウオウオウオウオウオウオウオウオウッ…。」
「」
「」
「」
「」
-半蔵がジョセフィーヌの尻穴に自分の『ダックスフント』を入れて腰をカクカク振り、文字通りのけだものみたいな嬌声を上げながらズッコンバッコンとヤッていたという衝撃のケツ末だった…四人は化石の様に固まった。
-しかも二匹は♂同士…所謂、ホモ○ックスというヤツだった。
「…嫌ァアアアアアアアアアアア!?やめてェエエエエエエ!!私のジョセフィーヌ・フォン・ダラビッチャ・ビッケバックハック・アンドロメダ・ビスタコビッチ・オナラプップー・13世に酷いことしないでェエエエエエエ!!」
「「「名前長ッ!?しかも一番後ろあたりが酷過ぎる!!」」」
-当然飼い主でしかも幼女である沙耶には二匹…半蔵とジョセフィーヌ・フォン・ダラビッチャ・ビッケバックハック・アンドロメダ・ビスタコビッチ・オナラプップー・13世が何をヤッてるか理解出来ずに怯えて泣き出した…そして三兄弟は実はアホみたいに長い名前だったジョセフィーヌ・フォン・ダラビッチャ・ビッケバックハック・アンドロメダ・ビスタコビッチ・オナラプップー・13世にツッコミを入れた。
「バウ!?アオーン!!」
「きゃ!?や…やだぁ!!ダメ、脱がさないでェエエエエエエ!!」
-半蔵はようやく沙耶の存在に気づき、ジョセフィーヌ(以下略)とのホモ○ックスを中断して沙耶の服やスカートを無理矢理破いてあっという間に白いおパンツ様一丁にひん剥いてしまい、沙耶を犯そうとした…要は穴さえあれば何でもいいという犬なのに猿みたいな最低犬だったのだ、だがそうはイかない。
「やっぱりアンナ孕ましたのはテメェだったのかァアアアア!!?」
「馬鹿!大馬鹿!宇宙馬鹿ァアアアアアアア!!」
「ギャオオオオオン!!」
-幼女のピンチにツバメと統刃が乱入し、我が家の馬鹿犬をどこからか出した木刀でシバき上げた。
「大丈夫?怪我は無い?お姉ちゃんがいるからもう大丈夫だよ、沙耶たん…ハァ…ハァ…(;´Д`)」
「うえええん…怖かったよ〜…。」
-刃月は刃月で沙耶を抱きしめて介抱する振りをしながら尻を触りまくっていた…完全に変態女に成り下がってる。
「ヤバい…ヤバいぜ、兄ちゃん…マジでアンナの子供引き取んないと…。」
「落ち着け、弟よ…まずはこの駄犬を保健所に…。」
-半蔵を半殺しにしながら彼の処遇を考えてた時…。
「なんだ…さっき声が…?お、お嬢様!?」
「ふぇえええん!!神嶋さーん!!」
(((YAKUZA!?)))
-なんと、黒いスーツにグラサンといった如何にもヤクザ風の男が現れた…沙耶とは知り合いだったらしく、彼女はパタパタと走りながら神嶋という名のヤクザに駆け寄って嗚咽を漏らす…ちなみに三人は神嶋の登場に全身の血の気が引いた。
「…って…お嬢様ァアアアアアアアアアアア!?ナニがあったんですかァアアアア!!」
-神嶋が驚愕するのも無理は無かった…沙耶の格好はパンツ一丁、乱暴に破かれた服やスカートが地面に散乱してる。
「…おい、そこの奴ら。」
「「「ギクッ!?」」」
-神嶋は逃げようとした深山三兄弟の後ろ姿を見つけ、ある結論に至る…それは…。
「このド外道がァアアアア!!よくも『関東銅磨組』の…組長のお嬢様に手ェ出しやがったなァアアアア!?今すぐブチ殺したらァアアアア!!」
「「「ギャアアアアアアアアア!?」」」
-神嶋はブチ切れ、懐から拳銃を出して、沙耶にけしからんことをやらかしたと誤解してながら三人に向かって発砲…三人は半蔵を回収して情けない悲鳴を上げながら逃げ出す。
「死にさらせー!!」
「半蔵の…半蔵のせいで!!」
「助けてー!!人殺しィーッ!!」
「もう嫌ァアアアア!!」
-血走った眼に鬼の様な形相で発砲しまくる神嶋から逃げる三兄弟+馬鹿犬…こうして命懸けの鬼ごっこが始まってしまった…。
-その頃、大空家では…。
「う…うーん…///このビキニは派手かな…?こっちの水着は学校のだし、あっちは子供っぽいし…///うう…なんか恥ずかしいよぅ…///」
「「キャンキャン!!」」
-…モーラの父親が半蔵ではないと証明された場合を考えて、街中での水着で買い物する際の水着選びをしながら顔を赤らめ、悩んでいるカケル…彼女の周りでは飼い主の悩みなど知らずに二匹の犬、母・アンナと子・モーラが無邪気にじゃれついていたという…。




