-開門-
縁に導かれる様に、2章が始まる
《奇数²》
[?]なぁマロ
、、、、、、
[マ]ここはなんだ、、、、俺は確か死んで、異世界に来たはずじゃ、?
どうやら俺は気を失っていたようだ。
[?]君に頼みがあるんだ
[マ]、、、お前は誰だ、、、なんで俺の前に前で下着一つで立ってやがる!
「目の前には、メガネをかけて、かなり太った頭がタケノコのような男が立っていた」
[?]落ち着きなよ、、、マロ、、、
[マ]いや落ち着くも何も、お前が俺の前から消えれば済む話だ!それに、なんで俺の名前を知ってるんだ!、それに、ここはどこだ?!
[?]君に頼みがあるんだよ
その頼みを聞いてくれたら君の前から消えてもいいよ。
[マ]大体、何で俺が知らないやつの頼みを聞かなきゃいけないんだ、、お前、親に知らない人の言葉は聞いちゃいけないと教わらなかったのか?この間抜けデブ、、、まぁいい、早くしろ
[?]はは、やっぱり君は優しいね
[見て、思った通りだ。]
[マ]思った、、、? まぁ良いから早くしろ、俺は妻に会いに行く、、ところでここはどこなんだ?
「辺りは真っ暗だが、天井の穴から光が差し込んでいて、どうやら地下室?のようだ、一つのろうそくが灯り、少し魚臭かった。」
[?]じゃあ2つ頼みを聞いてくれ
まず一つ、この世界における全ての「メリタァ」を壊す事
そしてもう一つ、家庭を築くこと
[マ]、、、、メリタァ?、何だよそれ
[?]この世界の何処かに有る、古い英雄が残した物だよ
[マ]何だぁ?、、、、それと家庭を築くだがな、俺はもう既に持ってるんだよ
[?]ううん、君は勘違いをしているんだよ
[マ]まぁいい、早くここから出してくれ、魚の匂いが俺をおかしくさせてるんだ
[?]じゃあねマロ、君には感謝してるよ、だってずっと見ていたからね
[マ]そうして俺はまた気を失い、女の人「時期に彼女です笑」に頬にをキスをされたところから気がついた、
[!]ねぇ、貴方の名前は?
[マ]え、え?、マ、、、マ、、マロだけど、、
[!]ふーん、、、、マロ
私はマリア宜しくね!、私何故だか分からないけれど、貴方のことが好きみたい!
[マ]ふーん、、、こいつはマリアと言うのか、、、まぁ俺の妻に違いない、、、
[マ]俺はマロ宜しくな!、所で、何故さっきキスしたんだ?
[マリア]わからない、、、でもしたかったの。
[マ]ふーん、、、どうやらこいつは俺に気があるみたいだな、マリアか、、。
[マ]そうか、で、ここはどんな場所なんだ?初めてきたからわからないんだ
[マリア]ここはパイプラインと言う名の国よ!
ピンクの建物が多いのが特徴ね!それから、噂があって、この国で暮らしてる人は王様の顔をみたことが無いんだそうよ!、でも、彼には「天元称号•雷」
てんげん称号•らい、 が付いてるのよ!カッコいいわよね!
[マ]王様が居るのか?、後天元称号って何なんだ?
[マリア]ええそうよ!王様の名前はラプティー。それに天元称号と言うのは、世界でも本当に強い戦士にだけ与えられる称号ね!
ここらへんじゃ右隣の王国ハル•クロスファイアと
少し遠いけど、ここの真下に有る魔界シャルファットの王、ルノ•シャール、って所ね!
[マ]各国の王の話も気になるが、それどころじゃない、問題なのはこれからどうやって生きていくかだ、この世界の事を知らないし、生きる術を見つけなければならない、取り敢えず外に出よう、
そう言って、マリアの家の門を開ける。