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18 切断
ボスの言葉を聞いたとたん軍畑は奇声を上げながらじたばたと暴れ立ち上がろうとする。
しかし、彼が自らの足で立ち上がることは未来永劫ないであろう。
何故ならば醜い動きで暴れまわる軍畑を見るに見かねた拙者がすばやくクナイで軍畑のアキレス腱を切断したからだ。
血が足から盛大に吹き出、軍畑は痛みと絶望に絶叫する。
そんな軍畑をボスは心底見下した目で見下ろしつつ、ズボンを脱がせスプーンでの軍畑の糞を掬い取る。
掬うのに使ったスプーンは先が尖っているタイプなので掬おうとするたびに軍畑の尻にスプーンが刺さり軍畑が絶叫していたが、このくらいは彼の犯した罪の重さを考えるとむしろ軽すぎる罰である。
糞を掬い終えた頃には軍畑の尻は血だらけになっていたが、どうせ廃人が確定しているものには関係のない話だろう。
須藤が軍畑の足を持ち上げ体を仰向けにさせる。
吐瀉物が顔パックのように顔全体に貼り付いているその彼の表情は絶望に染まっていた。