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15参上

「貴様、そのような戯れ言を抜かしていて虚しくならんのか?

何故自分でやり返さない?何故自分で向かってこない?

金持ちの親もヤンキーの先輩も何一つお前の力じゃないだろ

そもそも貴様は金持ちではなく共働きの貧困家庭の産まれで親はでき婚だろ

見苦しい嘘をつき、他人の力を自らの力と履き違える

どこまで腐りきっておるのだ、この下浪めが!!!」


その言葉を聞いた軍畑はしばらくぽかんとしていたが、すぐにヒステリーをお越し身体をムカデのようにくねらせながら大暴れを始めた。


「ぶぶばいぶぶばいぶぶばぁい!!!(うるさいうるさいうるさぁい!!!)ぼばべばべいびんぶびごぼじでばぶ!(お前ら全員ぶち殺してやる!)ばいべばぶっべびぎびばんべ(焼いて炙って切り刻んで···)」


見苦しく奇声を上げだす軍畑。


未だに自分の立場を理解していないようなので拙者が制裁を加えようとしたその時、静かな、それでいて力強く凄みのある声が暗い室内の湿った空間に響き渡った。


「お前はそれをされる覚悟はできているのか?」


いつの間にか拙者の後ろに現れていたのは、ボスであった。


ボスは軍畑の前に立つと、軍畑の目隠しを外す。


急に入ってきた光に一瞬目をしばたたかせた軍畑は、一瞬の硬直の後、店長の姿を見て驚愕した。


「べべべばばぼぶぼべん!(テメーはあのクソ店!)ぼべびぼばばばぼばぼっべぶぶぶうぶぐぎが!(俺に輩を雇って復讐する気か!)びべぼぼ、ぼべぼべんばびぼぶばびび···(見てろよ、俺の先輩の部隊に···)」


囚われてなお状況を理解できず、虎の威を借りイキり散らす軍畑を、ボスは思いっきり蹴りあげた。


「ぶぼべばっ!」


軍畑は吐瀉物を撒き散らしのたうち回る。 


転がる軍畑の前に座り込んだボスは、軍畑に言葉の鉄拳を叩き込む。


「お前、状況分かってんのか?

ひょっとしたてお前ごときをお前の先輩とやらが助けに来るとでも思ってるのか?

しかし残念、オレらは不安材料はなるべく潰しておくのがポリシーでね」


そう言いながらスマホを取りだし、軍畑に見せる。


そのスマホの画面を見や否や、軍畑は絶句し、再び吐瀉物を撒き散らしながら痙攣し失禁する。


それもそのはず、そのスマートフォンに写っていたのは、四肢を切断されイチモツを口に入れられ脳髄を地面に撒き散らしたヤンキー風の男だったものであったのだ。 


ボスは震えながら吐瀉物を撒き散らし続ける軍畑にこう吐き捨てる。


「なあ、お前が殺してやるって俺らに言ったってことはお前も殺されてもいいってことなんだよな?お前のしてきた悪事のツケ、残さず払ってもらうぜ」

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