10 急接近!?ドキドキハッピー⭐チャンス!
忙しくなってきたので更新遅くなるかもです。
決行当日。
拙者はターゲットである軍畑が勤務しているファミリーレストランの裏口で壁に擬態し、軍畑が店から出てくるのを待ち構えていた。
のだが···
「貴様ら、これは拙者の依頼なのに何故ここに付いてきおるのだ!」
「だって私らも最近退屈だからさむちゃんの獲物わけてもらいたいんだもーん」
「軍畑ってのの処分はあんたに任せるしあたしらも手伝うからさあ、いいだろ?ってか大人しく殺らせろテメー」
そう、拙者の同僚、ナージャ·ステンジャとサシャ·トリエスティンが付いてきてしまったのだ。
依頼の報酬は全額拙者のものなのは当然として、民間の雑魚一人取り押さえるのにこの戦力は明らかに過剰戦力であろう。
そもそもこうして留守にしている内に緊急依頼がきたらどうするのか。
「貴様らなあ、こんな大人数で待ち構えていても結局裁きの時まですることは無かろう。今はまだ軍畑が出てくるまで時間がある、近くの漫画喫茶にでも行って大人しく待っておれ」
そう言って拙者は擬態に使っている張り紙を僅かに剥がし二人を追い出そうとするが、
「えーーーーーっ、私さむちゃんと一緒にいたーい。さむちゃーん、私のこと嫌いーーーーー?」
「キャハハハハハハ、こいつガキに抱きつかれて顔真っ赤にしてやんの!おっもしれーーーーー」
「うりうりーーーおっぱいアターーック。ここかぁ、さむちゃんはここに当てると気持ちええんかあ?」
「うっわ、こいつガキに抱きつかれてチ◌ポ勃たせてんだけど。写メ撮っちゃおー」
余計に二人に火をつけてしまったようだ。
全く拙者が女性に免疫がないのをいいことにからかいおってからに、いやまあ、おっぱいの感触はよく味わえるしどちらかと云うと嬉しくもあるのだが、いややはり年下のおなごに遊ばれるのは拙者のプライドが許さん!
「ええい、貴様らあ、いい加減にしろぉ!」
と拙者がついカッとなって刀で実力行使しようとしたその時、今回のターゲット、軍畑が裏口から姿を見せた。