36.将来の夢
(´・ω・`)
名前を考えるのが苦手です。
はじめはクラス転生を書こうとプロットまで組み立て書こうとしたら。
「クラス全員の名前をつける…。だと…。」
で、諦めました。
投降する直前までマルカとベスタの名前が決まらず。
○と△で誤魔化してました。
主人公がロリとかくっコロって呼んでいるのは名前が決まってなかったコロの名残です。
ミソッカス達の名前も二転三転しました。
「ロビンお前も手伝え。必要な物が有る。午後の授業はサボりだ。」
実技の考査は週二回しかない。今日の午後は座学だ。
「え、あの。」
「王都の市場に買い物に出る。案内しろ。」
貴族の12の瞳が集まる。
観念するロビン君
「わかりました…。」
「ベスタ、ロビンの振りして替わりに授業に出ろ。」
「了解しました。」
食事を進めながらロビン君を尋問…。いや、話を聞く。
ゲームに出てきた店の名前と大体の位置を聞く。
貴族の面々は興味津々に聞いている。
武器と防具の店は乳兄弟もかなり興奮していた。
「おい、次の休み皆で行こうぜ!!」
「小遣い足りるか?」
意外と脳筋だな。
安い酒場と、柄の悪い酒場もたずねる。
「なぜそんな事を知っているんですか?」
逆に聞かれた。ゲームに出てきたからな。
「噂で聞いた、ゴロツキ相手に腕試しが出来るそうじゃないか?」
「ヤメテクダサイ。町が無くなります。」
食事が終わりお茶を飲みながら。
アレックスが尋ねた。
「オットーは学園卒業したらどうすの?」
「軍に入る。魔術師枠で入隊すれば出世も早い。」
ただし、将軍にはなれない。精々大佐(連隊長)止まりだ。
「そうなの、てっきり宮廷魔術師目指すのかと思った。」
驚くフェルッポ、意外な答えらしい。
「ソレだと一生、働くコトになる。俺は軍で適当に出世して年金貰って何処かの開拓地で一生、酒飲んで旨いもの喰って面白おかしく生きるんだ~。」
「お前が魔法部隊だと俺の上官になりそうだな?」
「そうだよな…。」
呆れる乳兄弟。
「カールとジョンは領地に戻るんじゃないのか?」
「いや、奉公期間で数年は軍に在籍する必要がある。親父が元気なウチに早めに済まそうと思っている。」
「俺はカールにくっついていくことになる。まあ、一生だな。」
「任せろジョン、絶対、軍で出世してやる。」
「おう、頼むぜ!広い領地貰って一族の繁栄だ。」
「ううっオットーが上官か…。」
「どうした?フェルッポ。お前のほうが先に卒業して軍に入るだろう。お前が上官だぞ?」
通常、軍は年季で昇進する。
「軍の魔法使いは実力主義だからそんなのすぐ抜かれるよ。兄貴が上官なのは良いけど。オットーだと一瞬で殺されそうだ。」
「おいおい、俺は味方は撃たないぞ。」
全員何故か首を振っている。
この世界はあの世界と同じで首を振るのは否定の意味だ。おかしいな。
「フェルッポ、兄さん頑張るからオットーの言うことを良く聞くんだぞ。そうしないとホント。死ぬぞ。」
横で聞いているアレックスが楽しそうに話す。
「なんだか、軍っておもしろそうだな?」
うきうきした口調だ。
「アレックス、お調子者の軍人は真っ先に死ぬぞ。それこそフェルッポより早くな。」
俺が忠告しておいた。
全員が強く頷く。
修正したけどモレが有ったらごめんなさい。
(´;ω;`)




