247.カレーの国1
殺伐としたスレに。
むっ今、何か時間が…。記憶に何らかの…。
まあ良い。ベスタと共に校門前に到着すると…。
ロリロリくっころハチマキサンピンミソッカスオシリスキー&ダーク少年勢ぞろいだ…。
コイツ等店を占領するつもりか?
カレーを占領か…。確かに独逸軍が壁を作ったが、風呂屋の裏口を占領してライアン上等兵が右往左往するのだ…。
そして砂漠の狐が”どこ?どこ?バース?”と叫ぶのだ。
確かに助っ人バースは重要だ。
だが大丈夫だ。俺は負けない!ショウちゃん、セクシーカレーで勝負だ!!
「やあ、オットー。このレディ達を紹介してくれよ。」
セクシーさが足りないウザイ前髪が不快な音を出す。
鉢巻少女達が固まってマルカとエミリーの影に隠れている。
「アレックス。非礼なコトはしていないか?」
思わず背中の山刀に手を置く。
「ああ、改めて自己紹介をしたんだが…。シャイなお嬢さん方で避けられているんだ。」
「アレックスがいきなり手にキスするから…。」
「そうだぞアレックス。宮廷でも無いのにそんな事するヤツ居ないぞ?」
「今時そんな事するのは劇の中ダケだぞ?」
「う~んそうかな…。姉上もこの方法なら女性の心を掴むことが出来ると言っていたんだ。」
たぶん担がれているぞ?アレックス。
にこやかに尋問する。
「誰の手に?」
無論、山刀から手を離さない。
「うん?赤毛の子たしかペルーラ…ぐっふぉ!!」
俺の親指がアレックスの胸骨柄の上部にめり込む。
急所に喰らったアレックスはそのまま後ろに倒れこむ。
おう、流石前髪、勝手に受身を取っているので問題は無いだろう。
苦しみのたうち回るアレックス。
「さあ、不審者は制圧したから食事に行こう、顔合わせの為に、食事をしながら自己紹介をしよう皆はクランの仲間なのだ。」
「「「はい!」」」
うん良い返事だ。
「あの…。私はクランの者ではないのですが…。」
オシリスキーが遠慮がちに質問する。
「まあ良いだろうこれから暫くは同じ鍋のシチューを食べる者達だ。今日は無礼講…。ではイカンな。この後用事のある者も居る。酒は程々に。」
「「はい!」飲酒は禁止。」
元気に答える鉢巻共。白い子が冷静にツッコミを入れる。
何で白髪ショートは朴念仁キャラなんだろう?
何らかの強制力が働いているに違いない。
「さあ、征くぞ者共。約束されたルー溢れる地へ向かうのだ。」
(´・ω・`)オットーは嬉しくなるとついヤッちゃうんだ。
(#◎皿◎´)らんらんルー!!




