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245.説明会2

さて、出発の日は決った。

明後日の休日の朝出発だ。

雨天決行。

明日の半ドンはマルカと鉢巻少女隊で必要なモノを買出しに出るそうだ。

学校が終わったら皆で揃ってエールを食べるコトに成った。

ベスタと俺はエンリケの店に行き馬と馬車と必要なモノを乗せる。

ベスタはそのまま店に泊まり。

エンリケの娘とベスタが馬車で学園に、出発の朝に校庭に全員集合だ。

図書室で解散して

寮の部屋に戻る。

そのままメイド服に着替えて仕事に出るマルカを見送る。

今日の反省会だ。

マイト先輩に出資することが決り親方との話も付いた。

金も預けた、後は芽が出るのを待つダケだ。

酒場の酔っ払いから廃坑の地図をもらった。

ゲームっぽいじゃないか…。

試作の治癒のお札を渡したが使い捨てだ。

誰が見ても解からない俺と灰色を結びつける者はこの腹以外無いだろう。

情報では商品を持ち込むのは難しい、面倒事が起きそうだ。

まあ良い、今回は偵察にして向こうで安く買えそうな物を探そう。

現地で売り先を探しても良いのかもしれない。

何せポーンで一っ飛びだ。

収納魔法で何トンでも行ける。

ぼろ儲けだ…。但し現地で信用できる商売相手を見つけることが出来ればの話だ。

商売と銭の話は今回は無しだ。

全員を無事に学園に帰すことが重要だ。

目的地での情報収集と街道の安全、危険な行動は止そう。

折角手に入れた魔物寄せの香が使えない。

始めっから魔物祭りで革とお肉天国を行なう心算であったが…。

あのダークエルフ少年が一発戦死しそうだ。

あと貰いダメージでDTオシリスキーも。

ワリス教授はあの歩き方から実戦経験が有ると見た。

少なくとも3年以上は軍役が有るだろう。

そうなると馬車と娘はベスタに任せよう。

車列護衛は冒険者ごえいはあの山猫団が受ければ問題は無いだろう。

前衛は俺とDTオシリスキー。バックアップが39番の赤毛のポニテ。

遊撃はダークエルフ少年と23番金髪ウェーブ垂れ目。

後方支援のその他、鉢巻。

バランスが悪すぎる…。

俺がタンク職をしたほうが早そうだが…。

リングで自動迎撃して投げナイフで対地攻撃&対空メガ粒子砲だと我が邦国が灰に成りそうだ…。

森林の多い我が故郷を荒野に換えるつもりは無い。

使える魔法が少ない。

魔法とはこんなに不便なモノなのか?

単純に破壊力だけならN2爆雷も目では無いのだが…。

しかし、発想の転換で…状況に合った魔法を選択するのだ。

明日に調達する物資を計算する。

朝昼晩の食事メニューも考えなければ。

後半の食事が全てキャベツと干し肉に成るかも知れない。

補給兵站は行軍の基本だ。

衛生管理は兵の躾けの問題だ。

水のコトを考えなくても良いのはチートだ。

馬は一日15Kgの飼葉と20~40Lの水を飲む。

二頭の馬の為だけに一日最低60Lの水が必要だ、無限水差しが必要に成るであろう。

無論、街道は馬の移動に適した地形を選んで蛇行している。

草原と水源を繋いでいるため真っ直ぐではない。

秋の終わりに主要街道を進むと馬の飼葉が全く無いコトもしばしばだ。

柴が茂らないのだ。

馬が腹を減らして前に進まない事も考えられる。

馬用の雑穀を積む必要が有るのか?

しかし、乾燥雑穀は水を欲しがる。一頭40L/日を越えるだろう。

馬は草原と水場が有ればドコまでも進めるが。ドレが欠けても前に進めなくなる。

くっ、あの世界のトラックが有れば…。

エルフのトラックが有れば。油が有ればドコまでも何時までも走れるのだ…。

何てチートな機械だ…。

原理は記憶に有るが到底作れそうに無い。

燃料噴射発動機なんて神にしか作れないであろう。

巨大な魔石があれば…。


時間に成ったので食堂に向かう。

緊張感漂う食堂は、何故か何時もより心地の良いモノだった。

そうだ、キレかけのモミアゲロールパンの眉間の皺より。

Mr.ロバートの笑顔に俺は救われたのだ。



[メアリー]ウチの執事が視線のれいざービームで宿敵と交信する…。(イライラ)




食事が終わり手早く部屋に戻ると。

俺は、ミソッカス共の誘いを断り部屋で資料の整理を行なった。

メイドさんズが帰ってくると。

「あ、あの…。」

「はい。準備は出来てます。」

「解かった、休もう。」

実戦で説明した。

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