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224.教員室1

(´・ω・`)1500万アクセスと200万人ユニーク達成ありがとうございます。

(´;ω;`)ゆっくり(進む話をまったり)していってね!!

食事が終わりミソッカス共と別れ。

教授の呼び出しを受け普通魔法科教員室へ向かう。

やったね翔ちゃんフラグが立った!!

こうやって新しい選択肢が増えるのだ…。

将にゲームだ。

教授の呼び出しなのに心が躍る。

教員室の前で身形を整えクリップボードの書類を確認してノックする。

「だれだ?」

「オットーフォンハイデッカーです。課外授業の件で参りました。」

「入れ。」

「失礼します!」

ドアーを開け中に入る。

机に資料が載っているが。

エルフの魔窟程では無い。

どちらかと言うと整理整頓がされている様子だ。

机の周りは性格が出る。

翔ちゃんの知識だがそれに当てはめると教授は随分と几帳面な性格らしい。

机の上の書類の角が揃っている。

「うむ、生徒オットー。申請書は受け取った、学園長より担当教官の命を受けた。」

「はい、よろしくおねがいします。…教授?」

クリップボードの書類を手渡す。そういえば教授の名前を知らない。

面接で学園長と一緒に居た教授だ。

編入当日は遅刻してきたので自己紹介も無かった。

俺の困惑顔に察したらしい。

「ああ、そうだったか…。お前のクラスの担任のワリス・トルボー・デービスだ。授業に出ろ生徒オットー。」

「はい、申し訳ありませんでした、ワリス教授。」

なるほど…。薮蛇だった。

教授は気にせず書類に目を通している。

「では、話を進めよう。参加者は今のところお前と…。基本科の生徒1名で良いのだな?」

「はい、現在募集を掛けています。」

「計画はドコまで進んでいる?」

「現在、Dクラスの冒険者1名と馬車と馬を確保しています。本日、冒険者ギルドに数名の護衛依頼を出しました。」

「なるほど…。意外に進んでいるな…。道程はどうする?」

どどどどどどど道程ちゃうわ!!

焦らずゆっくり話す。

「未だ決っていませんが。7日程度、遅れを見込んで最大12日程度を見ています。」

「なるほど…。まあまあだな…。いつ出発する?」

「馬と馬車は今週末には準備が整います。急げば週末には出発できます。」

「まて、いくらなんでも早すぎる。目的地は?どうする?」

「はい、最終目的地は北の炭鉱の町へ向かいます。途中でハイデッカー領を経由して向かいます。」

「いや待て。ハイデッカー領までで7日掛る、ハイデッカー領で終了では無いのか?」

それだと旨味が無い。

「行ける所まで行って見ようかと…。ハイデッカー領までですと道中、精々熊しか出ません。」

「いや、熊が出てはイカンだろう?」

不思議なコトを言う教授。

「倒せばよいのでは?」

熊如き、先に見つけて武器を使えば大した事は無い。

素手では難しい。(無理ではない)

「生徒オットー、ココはお前の故郷では無い、熊を倒せる生徒は居ない。冒険者を当てにするな。あくまで生徒が自力の活動で問題を対処する課題だ。」

始めっから当てにはしていないが…。教授の指導に同調する。

「はい、では。考査日程最短5日まで前進して撤退を決めます。その時点で考査終了を宣言で宜しいでしょうか?」

「そうだな…。今は街道の安全が不安定だ。正直。考査は行うべきでは無い。生徒の安全を第一に考えろ。ココではお前の故郷の常識は通用しない。」

「はい、了解しました。ワリス教授」

「よし、生徒オットー。一応週末で予定を組んでおく。が…。出来うる限り準備に時間を費やせ。」

ワリス教授がら書類にサインを貰い教員室から出る。

「はい、ご指導ありがとうございます。」

さて、コレで問題は一つ無くなった…。

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