189.馬匹3-4
部屋に戻り王都周辺の…。いや、王国地図を眺める。
非常にイイカゲンなモノだ…。
誰かが記憶で書いたものだ、距離が歩いて何日と言う表示しかない。
恐らく冒険者が使う地図だろう。
来年は主人公と敵対するか不明だが…。
対帝国兵器の開発を優先しよう。
再来年は軍に入って…。地図を…。近代的な地図を作ろう。
きっと軍も興味を持つはずだ。
その為には測量器具の開発…。
精密な工作が出来る環境を作る…。
当面の目的は金集めか…。
金の指輪を見る。対悪魔指輪だ…。
そうだ、その前に決闘だったな。
あの優男に負けるとは思わないが…。
仲間や代理人、権力を使ってきたら面倒だ。
「暗殺するか…。」
住処が解かれば…。小さい隕石で一撃だろう…。一区画が…。
自然現象で事故死だ。
しかし、俺はギルドでもメテオストライクが出来ると宣言している。
直にバレるだろう。
メテオストライクは強力だが…準備に時間が掛る上に、丁度良い大きさの物を見つけるのが難しい。
どうしても大きな物が目に付く。
どちらにしても。まあ、良いだろう。
ハントリー家と相手の家の出方次第だ。
大事に成れば、きっと親父の耳にも入るだろう。
頭を抱える親父が目に浮かぶ。
こういう事は相手が大事にする気が有るかどうかが重要だ。
まさか女を巡って家同士の戦争を遣るとは言えんだろう。
その方が俺には都合が良い。
戦争の予行演習だ。
申し訳ないが一個連隊は吹き飛んでもらう。
「一応武器は作ろう…。」
千人切っても大丈夫な…。
改造済み大ハンマーで何とか成るか?
どちらにしても手数が多い方が良い。
メイドさんずが仕事から戻ってきた。
久し振りに平穏な就寝だ。
明日はめいどさんずは休息日にしよう。
俺は朝から仕事をしよう。




