188.馬匹3-3
(´・ω・`)俺、コレが掲載される頃。どっかで朝からBBQして”ウェーイw”してるんだ…。
エンリケの店から歩いて寮に戻った。
ブランが付いてくる気マンマンで有ったが。
あくまでエンリケの店の丁稚なのだ。
”用事が有れば呼ぶ。日が出ている間に学園の正面玄関から入って来い。”
と言ったらシューンとした耳で。
”はい”と言った。
まあ、コレで問題は無いだろう。
日没前に部屋に戻り。
部屋で料理本を写していたマルカはベスタと共に仕事に出た。
誰も居ない部屋で戦利品を並べる。
反省会だ。
色々買ったがガラクタばかりだ。
コレを使って必要なモノを作る。
明日は一人で町を回ろう。
先ずは皮なめし屋だ、魔石の回収が目的。
ギルドで情報収集。
後はマイト先輩の店で質疑とポーションの補充。
節穴武器屋で銭を作り。
時間が有れば金物屋で情報を得る。
うん、完璧な計画だ。
早いが食堂に向かう。
半ドンの夕食は人間が少ないので点呼が早い。
遅れないように向かうと。
3人前が札をひっくり返す所だった。
良い時間だ。
席に付くと生徒は疎らで乳タイプ兄弟しか顔見知りは居ない。
「揃いましたね?では始めましょう。」
ああ、コイツが居た。
メアリー・デービス、俺のゲームでの婚約者の姉。
俺は司書ちゃんに婚約を申し込んでしまった。
どうなってしまうのだろう?
ジェーンの姿はこの学園には未だ無い。
恐らく来年度の入学だろう。
高等魔法科にはヤンデレ姫らしき顔は無かった。
恐らくジェーンと同級生だ。
来年には姉のメアリー・デービスとボンクラ王子が婚約発表。
その翌年終わりか次の年に帝国が進攻。
王国中央の平原を進み王都に進むが主人公とその仲間達が参戦して撃退する。
北の坑道ダンジョンで指輪を拾っていれば。
敵将の一人を捕らえて停戦できる。
停戦に成功するとボンクラ王子が悪魔化したMr・Rに暗殺されるのが早くなる。
ゲームでは主人公が防ぐことは出来る。
真実の手鏡で…。
Mr・Rを倒せば悪魔の軍勢が王都に進攻し始める。
ソコで初めて魔王と名乗る者が出てくる。
ファーストアタックで国王が死んでボンクラ王子が死んでいて…。
尚且つ仲間にヤンデレ姫が居て好意度が高ければ。
魔王を倒した後の選択で王様エンドだ。
ヒロインずが生き残っていれば…。王様ハーレムエンド。
姫をヤンデレ化させない為にはゲーム後半まで好意度を上げすぎない。
しかし、ヤンデレ素質が有るので直に上がる。
ラッキースケベでも上がるぐらいだ…。
ラッキー・ド・スケベだと一撃でヤンデレ化する。根がド・変態だからな…。
しかし、俺はMr・Rの悪魔化を防いだ。
何かが変わっているはずだ。
悪魔が次の手を打って来るだろう。
先手を打たなければ…。
モミアゲロールパンのメアリーが豊穣の女神の名を口にする。
皿にはメインの鳩と根野菜の蒸し煮。
赤黒いソースの油がテカっている。
うん、旨い。
キノコ…。いや。
油と香草が良く合っている。
パンを千切りソースにつける。
パンに染みこみ、光沢で濡れるパンを口に入れる。
油に染み込んだ味がパンを引き立てている。
油と炭水化物はサイコーだ!!
(´;ω;`) 刺されない様に隅っこで肉を焼いてます。




