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186.馬匹3-1

(´;ω;`)細切れ更新。

馬車屋に付いた。

まるであの世界の中古車屋の様なイメージの店だ。

どちらかと言うとヤードに近い。

「やあ、お客さん。馬車は未だ出来ていないよ?」

店主が出て来た。

頬のこけた背の高い細身の中年の男で前掛けにペンと定規を指している。

以前と変わらない。

姿絵の引き出しが無いのだろう。

ゲームっぽい。

「急にすまない店主相談なんだが、馬車を来週…。いや。次の週末に使うかもしれない。」

「え?そうなんですか?」

娘が驚く。

おい、経費が掛っているんだ、上手く回転率を上げるのが経営者の…。

止めよう。まるで、設計課の工数が無限に湧き出ていると勘違いしている”営業部長”の様だ…。

人間はそうなったらお終いだ。

俺は…。そうならない。

悪魔の甘言より魅力的な言葉だ…。

誰か(ガイチュー)に任せれば全ての問題が片付くなど…。

皺寄せと責任を押し付けているダケなのだ…。

「ええっ!?来週かい? まあ、材料は揃っている。切り出しも合わせも出来てる。から、まあ。数日あれば…。何とか…。」

店主が馬車大工共を見渡す。

まるで死人が起き上がる様に…。

馬車大工がゆっくり立ち上がる。

休憩中では無いのか?

死んだ魚の目の様な大工共の…。目の奥が光る。

「オマエラ!!急ぎの仕事ダー!!」

「「「ウラー!!」」」

ダメだ、コイツ等完全な社畜だ!!

”俺がやらなきゃ皆死んじゃう!”の精神の自己犠牲で動く生きたゴーレム達だ!!

この世界にも…。こんな修羅の世界が在るのか…。

あの世界は…。もっと酷かったが、この世界にもその片鱗は在るのだ!

俺は、この世界の王になり。

社畜を…。

ブラック経営を滅ぼす神になる!!(抜ける戦友。)

(´・ω・`)ココは俺に任せて先に…うっ!!

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