七之皿 『スマガツオ②』
9/21追記
『スマガツオ①』と『スマガツオ②』の重複部分を修正致しました。
御迷惑をおかけして申し訳ありません。
R04/6/25 追記
こちらにも「いいね」を頂きました。
此処までで一番気に入っている作品なので、とても嬉しいです。
本当に、有り難う御座いました。
七之皿 『スマガツオ②』
竿が、というか、仕掛け全体が重いから大変ではある。
だけど竿が長い分、オーバーヘッドキャストのタイミングは取りやすい。
「まあまあ、様になってる。大したもんだ。」
褒められた所で師匠に疑問をぶつけてみた。
「師匠、もし魚が食ったら、糸を手繰って取り込むんですか?」
「そうだ、右手で竿と縄を握って、左手で糸を手繰る。
大物なら、少しずつ縄を出して遣り取りする訳だ。
手繰った縄が足下で絡まないようにするのに、少しコツが要る。」
「やっぱり、凄い釣り方ですよ。全く、とんでもない釣技です。
これならリールが無くても、大物に対応できる。」
「そうか...凄いか?」 「はい。」 老人は嬉しそうに微笑んだ。
「これは、儂の工夫だ。」 「師匠が?」
「竿の穂先に針金でガイドを付けて、縄を通せるように。
端が手元になければ縄を手繰れないからな。それで縄を5尋半伸ばした。
さて、儂の師匠はどうやって取り込んでたと思う?当ててみろ。」
どうすれば良い?
10m超の長竿。仕掛けの長さは更にその3倍。
魚の引きでテンションが掛かった縄、絶対に手は届かない。
竿を横方向に倒しながら、だんだん竿を短く持って。
いや、ダメだ。短くなった分、しなりが効かなくなる。
当然、先端部分だけでは強度が落ちる。
小物なら何とかなるかもしれないが、大物には対応できない。
師匠の師匠は、縄に触れずに魚を取り込んだ?
そして、ガイドを付けたのは師匠の工夫...
「おや、その顔は、何ぞ思いついたか?」
「どうやって取り込むかっていう質問の答えには、なってないかも知れません。」
「ふむ。まあ折角だ、言ってみろ。」 師匠は面白そうに俺を見詰めた。
「師匠の師匠は、浜辺でこの釣りをしてたんじゃないですか?
魚を掛けたら、自分が後ろに下がって魚を引き上げる。寄せ波に乗せて。」
師匠は大声で笑った。
「いや、悪い。笑ったのは、懐かしかったからさ。
見事、正解だよ。もともと、この釣りは砂浜での投げ釣りだ。
だが、この島でナブラを釣るならドン深の岩場が有利。
それで縄を手繰れるように、工夫をした。」
師匠は夕陽に向かって、遠い目をした。
「さて、そろそろ時間だな。もう、帰らにゃならん。」
師匠は仕掛けを取り外し、竿を分解した。
「しかし、兄さんは良い弟子だ。だからこれをやろう。」
そして、仕掛けから取り外したツノを俺の手に握らせた。
白地にはめ込まれた虹色の輝き。大きな釣り針の鋭い針先。
「でもこれ、名人に作ってもらったって。そんな大事な物を。」
「儂も、歳だ。この釣りも、もう長くは出来ん。
だから兄さんみたいに、この釣りを憶えててくれる人間がいればそれで良い。
儂が半生を賭けた、この釣りを、な。だからどうか、貰ってくれ。」
「じゃあ、こうしましょう。」
足下のタックルボックス、箱入り未使用のミノー(小魚型のルアー)を取り出す。
「凄い釣りを教えて貰ったお礼として、この疑似餌を差し上げます。
何時か、その仕掛けでこの疑似餌を投げて、俺の事を思い出して下さい。
俺はツノを大切にして、師匠と、この釣りを何時までも憶えておきますから。
それじゃお礼にならないし、こんな交換が釣り合わないのは判ってますが。」
「良い、考えだ。お互い今日の事は忘れん。約束だぞ。」 「はい。」
星野さんが出張から帰ってきたのは金曜の夕方。
大縄釣りと師匠の事を話すと、予想通り、ものすごい勢いで食いついた。
翌日、土曜の午後。俺の車で『◎咲港』に向かう途中。
「司君、これどうしたの?漁師が曳き釣りに使う角に似てるけど。」
助手席の星野さんがドリンクホルダーから取り出したのは師匠のツノ。
「ああ、それ、別れ際に師匠がくれたんです。『記念に』って。
僕もお礼に新品のミノーをプレゼントして。」
何だか気恥ずかしいので、交換の細かい経緯は話さなかった。
「ふ~ん。その人、何歳位?」 「60~70才ですかね。」
星野さんは不思議そうに、ツノを調べていた。
4時前、『◎咲港』に到着。
「その人の小屋って、あれ?」 辺りに小屋は1つだけだ。
「そうです。でも今日は師匠、いないと思いますよ。
『この釣りをするのは久しぶりだ』って言ってたから。」
後部座席から釣り具を取り出す、今日もルアー用。
その時、気が付いた。今日は俺の車の他にも、少し離れて車が一台。
黒い、大きなピックアップトラック。
ドアをロックして振り向くと、星野さんが小屋を見詰めていた。
「小屋の前に人がいる。」 「え、じゃあ師匠が?」
違う。小屋の前にいたのは、若い、男性。
「もしかして、泥棒ですかね?」 「人気の無い港だから、あり得る。」
星野さんは小屋に向かって歩き出した。
「ちょっと待って、もし泥棒だったら危ないですよ。」
「大丈夫、周りに人気も無いし。」 怖い笑顔。そうか、『護り神様』。
「どうかしたんですか~?」
ビックリしたように振り返った男性は、怪訝な表情。
しかし星野さんを見ると、すぐに笑顔になった。美人は得だよな、全く。
「親父に言われて見に来たんだけど、鍵が錆び付いてて開かないんだよね。」
「え、でも俺」 「司君、車に潤滑スプレー有ったじゃん。貸してあげてよ。」
口調とは違い、星野さんの目は笑ってない。
「うん、取ってくる。」 釣り具を星野さんに渡して、車に走った。
「これ、どうぞ。」 「有り難う。」
男性は錠前にスプレーを掛けた。 確かに、ガッチリ錆び付いてる。
何で?
「お父さんは、此処に来られないんですね。」
「そう、一昨年だったかな、転んで足を折ってさ。」
「お気の毒に...この小屋の中には何が入ってるんですか?」
「多分、釣りの道具じゃないかな。
昨夜、急にこの小屋の事言い出したんだよ。な~んか、夢に、見たらしくて。」
スプレーが浸透する間を利用して、星野さんは手際よく話を聞き出していく。
さすがだ。俺なんか足下にも及ばない。
「怪我をする前、お父さんは釣りを?あ、私たちも今日は釣りなんです。」
「いや、親父は釣りしないな。釣り好きだったのは祖父さんだよ。」
え? 『祖父さん』、それに『釣り好きだった』って...
「じゃあ、凄く古い釣り具ですよね。
もし鍵が開いたら見せてくれませんか?彼、古い釣り具が大好きなんです。」
「そう、なんです。釣りそのものより、釣り具の、歴史とかに興味が有って。」
「良いよ。あ、そうだ、そろそろ開けてみようか。」
男性が鍵を差し込み、力を込める。暫くすると、鍵が少し回った。
「これ、開きそうだぞ。」 「ドキドキしますね。慎重に慎重に。」
さらに2~3分? 大きな南京錠が開いた。
男性が引き戸に手を掛ける。少しずつ、扉が開く。かび臭い。
「あ~、やっぱり古い釣り具だな。見てみる?」
「お願いします。ほら、司君も。」 「あ、是非、お願いします。」
「どうぞ。中は薄暗いから、足下とか気を付けてね。」
小屋の中、両側の壁は天井まで棚になっている。
埃を被ってはいるが、綺麗に整理された、沢山の釣り具。
そして右側の棚、一番奥に、あの『縄』があった。
丸く束ねられた状態、5つ、いや6つ。その上の段にはツノ。ざっと20個?
奥の壁には数本の竿が立てかけてある。全て竹竿。
見つけた...あの時の、5本継ぎの長竿。
「随分熱心だね。そんなに興味ある?」
「はい。古いだけじゃなく、とても珍しい釣り具が沢山有ります。」
「じゃあ、好きなの持ってってよ。スプレーのお礼に、さ。」
「でも、こんなに貴重な物を、頂く訳には。」
「う~ん。実はこの小屋、取り壊すんだよ。親父がそう言ってて。
もう先が長くないから、色々始末したいんだろうね。『終活』って奴?」
「でも、せめて博物館とかに連絡した方が良いんじゃないかと。」
「そういうの、面倒臭いでしょ。ホントに価値が有るのか判んないし。
あ、あんた達を疑うわけじゃ無いけどさ。正直、全然興味ないんだ。」
「僕が、連絡しても良いですか?」
「良いよ。じゃ、鍵預けるから、釣り具は好きにして。
小屋の取り壊しは再来週の予定だから、それに間に合えば問題ないよ。」
「ええと、その後、鍵はどうすれば?」
「俺、ダイビングショップやってるんだ。
★泊の港、『サザン□■☆』。知ってる?」
「はい。」 島では結構有名なダイビングショップだ。
「そこの受付に預けといて。『上◇さんから』って言ったら分かるから。
いや~助かった。お陰で気が楽になったよ。ホントに有り難う。」
『上◇』? 足早に歩き去る男性の名字、何処かで。
「鮮やかな逃げ足。厄介払い出来たのが、余っ程嬉しかったのね。」
「厄介払いって、そんな言い方。」
「釣り人じゃ無ければ、それも釣り具に興味が無ければ、あんな感じでしょ。
それより、気が付いた?小屋の中、右側の棚。一番上の段。」
ツノが並んでいた段より、もっと上? 小屋に戻る。
...ミノーだ。 未使用箱入り。交換で、俺が師匠に。
不意に、涙が溢れた。間違いない、俺は確かに師匠と会って。
でも、師匠はきっと、ずっと前に。もう。
「司君、シャンとして。あなたは、呼ばれたんだから。」
「呼ばれたって、どうして俺が?」 慌てて涙を拭う。
「小屋が取り壊されて、釣り具が処分される事になったからでしょ。
せめて大事にしてくれる人に、後を任せたかったんだと思う。
受け継ぐにしろ、博物館とかに託すにしろ、来週は忙しくなるね。」
小屋の戸を閉め、鍵を掛ける。
「司君、急いで。きっとお師匠様の、お引き合わせ。」
星野さんが岸壁に向かって走り出した。慌てて後を追う。
岩壁の向こう、海面が激しく泡立っている。大きな、ナブラ。
「ほら、司君の役目。」 ロッドを受け取る。
大きなナブラほど、ナブラの真ん中に投げ込むと釣れる確率は下がる。
左から右へ、ナブラは移動している。左端近く、沖目を狙ってキャスト。
ルアーがナブラの左端をかすめた瞬間にヒット。思い切り合わせる。
大物ではない。しかし小気味の良い引き。最高の手応え。
しかし引き味を楽しむ暇はない。
美味しく食べるために、できるだけ短時間で釣り上げる。
星野さんが素早く針を外しくれた。手早く〆る。
目の前には、大きなナブラ。
あちこち移動しながら、ナブラが沸き続ける。
こんなナブラ。この島で、いや、俺の釣り人生で初めてだ。
星野さんと2人、夢のような光景を眺め続けた。
ナブラが消えた後、手元に残されたのは型の良いスマガツオ。3Kg近い。
「やったね。この魚、絶対美味しいよ。」
「星野さんは釣らなくて良かったんですか?」
「こんなに大きな魚、2人で食べるなら十分でしょ。」
「今日の料理は、4品です。」
「司君、あからさまにテンション下がってるけど。」
だって、それは。あんな事情では流石に。
「折角、お師匠様のお引き合わせで釣れた魚なのに、そんなんで良いの?」
そうだ...今日は星野さんの為だけじゃ無くて、師匠の為にも。
両手で頬を叩き、気合いを入れる。
「よし。師匠のためにも頑張る!!」 「その意気、その意気。」
「まずは御飯を炊いて下さい。2合、お米は浸水済みです。」 「了~解!」
スマガツオを5枚おろしにして、柵を4つ取った。
アラや胃袋、肝臓はしっかり洗って取り分けて置く。
一品目は皮を炙ったタタキ、2品目は皮を引いた刺身。背と腹、半分ずつ。
「タタキと刺身、切るのは星野さんに任せます。」 「了解!」
残った半身は皮を引いて、小さく切り分ける。大体、1cm角。
醤油、みりん、砂糖、蕎麦汁を混ぜた出汁に浸け込み、冷蔵庫で寝かせる。
その間に薄焼き卵を焼いた。4回に分けて卵2個分。丁寧に。
「師匠、タタキと刺身、完成です。」
「それは大皿に盛り付けて冷蔵庫に。」 「はい。」
慌ただしく動く星野さんを横目に、薄焼き卵を細く細く切る、錦糸卵。
次に薬味。青ネギ、クレソンの若葉。
青ネギはみじん切り、少し粗め。クレソンは手で適当にちぎる。
そこに、冷蔵庫で冷やして置いた『取って置き』の日本酒登場。
江戸切子のグラスを3つ、テーブルに並べて酒を注いだ。
「これで景気を付けて、ラストスパート!」 「お~!」
取り分けて置いたアラ、胃袋、肝臓を、沸かした湯に入れる。
1分経ったらザルに取り、冷水で丁寧に洗う。
固まった血やアク、ヌメリを残してはいけない。
洗い終わったら雪平へ入れ、中火で水から煮ていく。
「師匠、あと5分で御飯が炊けます。」
「じゃあ、フライパンとライムの準備をお願いします。」 「散らし寿司?」
「手こね寿司ですね。何が違うか、僕も詳しくは知りませんが。」
水野さんがフライパンに白胡麻油を塗る間に、
冷蔵庫から特製タレに浸けた切り身を取り出しておく。
「炊き上がったら御飯をフライパンに、そしてライムの絞り汁。
切り身をタレごと入れたらザックリ混ぜて下さい。」
「タレごと?」 「そう、それがキモです。」
雪平の中身が沸騰したら、弱火。
少しだけ浮いたアクを丁寧に取って、味噌を溶いたら完成。
釣り人でないと中々食べられない、スマガツオのゴージャス味噌汁。
「師匠。手こね寿司、混ぜ終わりました。」
「じゃあ薬味と錦糸卵、松葉海苔を乗せて完成です。
青ネギは味噌汁用に、少し残して置いて下さい。」
「大葉じゃなくてクレソン、なんだ。」 「バッチリ、合うんで。」
「本当に?」 「はい。胡麻油の香りとクレソンの風味が、相性抜群です。」
「じゃあ、盛り付けたら4品完成ね。」
盛り付け、今日はいつもと違って、3人前。
いつも通り、俺と星野さんは対面。俺の右、はす向かいに師匠の分。
分かってる。
ダイビングショップを経営してるという男性が30代後半なら、
その祖父は100歳を越えていてもおかしくない。
そして、あの男性は祖父が釣り好き『だった』と言った。
「美味しい、ね。」 星野さんの声、我に返る。
「カツオにも色々種類があるんだ。いつも通り、司君の料理は最高。
でも司君はいつもと違う。折角の料理、美味しく食べなくて良いの?」
「でも、僕は...」 「うん、僕は?」
僕は、何だ? 俺は一体、何を考えてる?
「師匠が、生きていて。だから、また色々教えてもらえると。」
「会いたい?」 「え?」 「もう一度、お師匠さまに会いたい?」
星野さんの眼、瞳の奥が緑色に光っている。 これ、護り神様に。
...駄目だ。俺の感傷で、星野さんの生命力を
「止めて、それは。」
「どれも、美味いな。タタキ、刺身、手こね寿司、そして味噌汁。
ヤイト(スマガツオの別名)が、こんなに美味いとは、知らなかった。」
右、はす向かいに、師匠が座っていた。
あの港で出会った時の、ポロシャツと短パンではない。
神主さんのような、白い着物。
「なあ、兄さん。」 「はい。」
「1つ、教えてくれ。」 「何を、ですか?」
「このヤイトを釣った、あのナブラ。何故、一度しか投げなかった?」
「良い型が、釣れましたから。」 「数も型も、もっと釣れたろ?」
「俺達2人で美味しく食べるなら、一尾で十分です。
スマガツオは劣化が早いし、冷凍したら絶対この味は出せません。」
「数でもない、大きさでもない。美味さを求める釣り、か。
ははは。この歳になって、眼からウロコだよ。
全く儂は、人生の大半を費やして、一体何をやってたんだか。」
師匠はグラスの日本酒を一気に飲み干した。そっと、補充する。
「18から出稼ぎに行って、運良く不相応な金を手にした。
女遊びやギャンブルをしなかったのは偉かったと思ってたが、
結局、儂は何処かで、思い上がっちまってたんだな。」
「釣りにのめり込んで、どれだけ沢山釣るか、どれだけデカいのを釣るか、
そればかり考えてた。金に飽かせて特注の釣り具を作らせて悦に入って。
だが、釣った魚を食べて、こんなに美味いと思った事は無い。」
もう一度、そっと日本酒を補充。
「考えてみれば、自分の楽しみのために、儂は随分と沢山の魚を殺してきた。
折角なら、もっと美味く食べてやれれば良かったのに、なぁ。」
「美味しく食べると言うのは、俺の楽しみで、我が儘です。
だから、何も変わりません。師匠も俺も。それは釣り人の『業』でしょう。
でも俺は、食べる魚を自分で釣って自分で殺してる事を、誇りに思ってます。」
師匠は楽しそうに、声を立てて笑った。
「そう言ってくれると、気が楽になるってもんだ。有り難うよ。
最後に、兄さんに会えて良かった。
兄さんが、儂の一番弟子が、儂の釣りを憶えててくれるから、思い残す事はない。
道具は全部処分してくれて構わん。邪魔なら燃やしてくれ。
ただな、1つだけ、年寄りの言う事を聞いておけ。」
「何、ですか?」
「兄さんには、釣りを理解して、その『業』を共に背負ってくれる人がいる。
その嬢ちゃんを大事にしろ。絶対に、離しちゃ駄目だぞ。」
...星野さん、か。 そう、この人は俺の。
「もう、時間だ。その魂は旅立つ。」 星野さんの瞳は妖しく輝いたまま。
視線を戻すと、既に師匠の姿は無かった。
!! そうだ、星野さん自身の危機でも無いのに、護り神様を。
「心配いらん。これは吾自身が、そして海神様が望んだ事。
この者がそれを望んでいたとしても、今夜の事、この者の命に関わりはない。」
「スマガツオ、初めて食べたけど、すごく美味しい。
普通のカツオも美味しいと思ってたけど、これは『別格』だね。」
無邪気に料理を頬張る、可愛い笑顔。
『その嬢ちゃんを大事にしろ。絶対に、離しちゃ駄目だぞ。』
師匠の言った言葉の意味が、分かったような気がした。
七之皿 『スマガツオ②』了/七之皿 『スマガツオ』完
本日投稿予定は1回、任務完了。
本日は別系統の作品も更新しました。そちらもお楽しみ頂ければ幸いです。




