詩 貴方に会いたい
「貴方は一体どこに行ってしまったのだろう」
「どこを探しても見つからない」
貴方が死んで 悲しかった
貴方がいなくなって 辛かった
貴方がいない世界なんて 意味がなかった
貴方がいないなら どんな物でもちり芥と同然
だから貴方に逢おうと思ったの また
何度失敗しても良い
最後に一目見るだけでも良い
それが刹那の時であったとしても
貴方にたった一度 会えたなら
私はそれで満足できる
「貴方がこの世界にいないなんて考えなかった」
「だから私は何をしても探し出すつもり」
「ストーリー」
女はいないはずの男を探して、世界をかき乱す。
会いたい。ただその一心で。
けれど男がもはや、その世界にいないのだとしたら?