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魔法の使い方教えます  作者: のろろん
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憂慮の仕方

 ニードネンは主教代理のノビターンに近況を報告していた。定例のものだ。


 先日の肉体交換の儀式の成功と新統治への取り組み状況についてだ。



 帝国内の主要職は同志である転生者か息のかかった者で占められつつあった。


 周辺の反抗的な都市もベッガース将軍他の指揮のもと大半が制圧されつつある。


「先日の『憂慮種』の精神接着は安定期に入りました」


「そうですか。それは主神様の御威光の賜物でしょう」


 もちろん面白くもない型通りの報告をし、型通りに返されるだけだ。




 ノビターンはふと連れてこられた赤子のことを考える。どこかの大商人だったか、それとも辺境貴族の子供だったか。



 身を捧げた赤子については心が傷むが、それも詮ないこと。今のノビターンではなんともしがたく、時間が癒してくれるのを待つしかない。どうしようもない過去よりは今後に目を向けたかった。



 この精神移植の基本的な仕組みを考え出したのはノビターンの祖父だ。今は転生に失敗して別の動物に憑依している。その動物は、現在スイマーという名で、形式上はノビターンが飼っていることになっていた。


 問題は知能とともにコミュニケーション能力が大幅に低下している。


 それでも祖父でないと把握できていない仕組みなどもあり、万一困ったことが起こったときのため、形式上、報告し続けていた。


 どこまで意味があるのかはわからないが、やめ時がなく続いている習慣みたいなものだ。



 伝達には独自の意思疎通魔法アイコン・タクトを使用する。訓練してもそうそうできるものではなく、唯一の血縁者のノビターンだからこそできる方法だった。


 それでも文字数が限られ、報告不要のものは選別し、重要な項目のみにする。知識的にどうしても助けが必要なもの、判断を仰ぎたいもののみ筆談やさまざまな方法も駆使し、知見を聞き出していた。



 その後も定番の報告が続き、ようやく終わった。


 ニードネンは退室しようとしたが、思い出したことがあり、ふっと振り返った。


「そういえば『強化魔法の強化』は順調だそうです。国境地帯で『心肺機能強化』を試したところ、生物の大型化が著しいそうです。増えすぎて駆除に向かった非賛同者たちを壊滅させたそうですよ」


「それは喜ばしいことです」


 ノビターンの自動応答のようなセリフを真に受けて、ニードネンは壊滅させて喜ばしいとはどういうことか渋い顔をする。


 ノビターンの動きはまるで機械のようで意識が感じられない。

 

 ニードネンの表情が露骨にもっとしっかり聞けと訴えている。ノビターンは聞いてはいるが中身を理解できているのかはかなり怪しい。もっともいちいち指摘して長引いても面倒なだけだから、自分がすべき報告が終わるとさっさと退室していった。


 

 ノビターンはようやく解放されてホッと一息ついていた。自動応答中は意図的に意識を飛ばしているため、ニードネンがいたことを認識はしていたが、会話の中身はあまり覚えていない。



 ノビターンは記憶を掘り起こしながら、ニードネンの言葉を反芻する。


 たしか以前あった報告会の際、メレンゲ教授が『伸び伸び育成』に挑戦していると言っていた。


 いろいろと美辞麗句のオンパレードで暗号かというくらいわかりにくかったが、一言でなら、心配機能を強化することでリラックスして不安を取り除き、伸び伸びと成長させて生物を大型化できるのだ。これには副作用があり、漏れなく対象生物の心肺機能も強化できると聞いていた。


「ノビターン様、これで食料問題解決ですぞ。俺は天才だー」


 メレンゲ教授のいつもの高笑いまでよみがえってしまい、ノビターンは慌てて首を横に振って頭から追い払う。


 ただノビターンがニードネンの発した『壊滅』の言葉を思い出し、もう少し聞かねばと思ったときには、ニードネンはとっくに視察先に向けて出立したあとだった。




 その頃、プヨンは一人飯を楽しんでいたが、メサルを連れたヘリオンがやってきた。見た感じでは相談事のようだ。


「知っているだろう、プヨン?」


 唐突な出だしで即座にメサルの目を見たが、メサルは慌てて目を逸らす。何かやましいことがあるようだ。


 そうくるのであれば、普段なら知らないと答えるところではあるが、その返答は定番すぎだ。ここは例の作戦でいく。


 ニヤリ


 意味ありげに笑みを浮かべる。


 焦ってはいけない。平静を装いつつ、知っていて当然だろうという雰囲気を出すことが大事だ。もちろんヘリオンの意図はなんのことかさっぱりわからないが、これは挑まれた戦いなのだ。



「フッさすがだな。なかなかの情報収集力だ。それなら話が早い」


 勝手に勘違いしたヘリオンが満足げに頷いているが、ふと横にいるメサルが気になった。ユコナ張りに温度が低い。


 うっ


 メサルと目があって思わずプヨンは声が出てしまった。


 そっと様子を伺うと胡散臭そうな目でプヨンを見ているのが感じ取れる。怪しげなアイビームを放っているが、目を合わしたり動揺しなければ問題ない。


 「どうかしたのか、メサル?」


 などと聞こえるように呟きながら、直撃を避けつつ無効化に成功した。



 ヘリオンは満足そうにどかっと向かいに座ると、そんなプヨンの考えをよそに一方的に話しだした。


「最近の国境地帯でのいろいろな出来事のせいもあって、ニベロが何やら言われたそうだ」


「ふーん、大変そうだね。立場があるとね」


「あいつは一応王族の末端に属しているからだろうな。『いずれ国政にかかわる身であれば、一時休学してでも率先して事態の改善に取り組め』と」


「なるほど。ニベロとあまり関わりがないが、彼は国の統治者との血縁があるんだったかな」


「そうだ。俺はいつも言ってやっているんだ。なるべく国全体の動きに積極的にかかわるべきだってな。だから俺がやってやることにした」


 ヘリオンも似たような立場だ。ニベロは色々なしがらみもあって、あえて要所にかかわれないようにやっかい払いされたと聞いた。


「面倒ごと発生時だけ呼ばれ、解決しろと押し付けられるんだよな。大変だな」


「あぁ。ここは俺の出番だ。そう思うだろう。俺とメサルは合意済みだ」


「そうか、ヘリオンは友情熱いからな」


「すまない。言い方が悪かった。『俺達』(プヨン含む)の出番だ。上手くいったら活動資金と結果によっては報奨金も出るぞ、特別なものが」


 こいつぜんぜんわかってないという顔でヘリオンとメサルを見るが、メサルは逆無効化でプヨンにやり返す。


 メサルが同意すると契約上プヨンも自動携行されてしまう。ぐぬぬぅっと思うが先に無効化を仕掛けたプヨンは、しばし無言で反抗するしかなかった。


「だからだ。俺は言ってやったんだ。一人で抱え込むなと。俺『達』をもっと頼れとな。だから今回は俺が引き受けてやることにした」


「俺達ってだれ?」


 あえて聞くが結果はわかっている。せめてもの抵抗だ。


「それはもちろん、ここにいる3人だ。えーとかいうなよ。もう一度言うが、ここにいる3人だ」


「そこにいる者よ、姿を現せ」


 ここでユコナでも現れてくれればプヨンとしてはお役御免になれたかもしれないが、とりあえず後ろを振り返るが誰もいなかった。擬態解除魔法は対象不在で効果を発揮できない。


 やるのかやらないのかはっきりしろと言いたげなメサルの冷めた表情がプヨンを容赦なく攻撃する。



 むむぅと思いながらも、ここはニベロ様に恩を売っておくと何かしら特典もあるかもしれないと反論まではしなかった。



「なぁ、なんでそんなにニベロの肩をもつんだ? あるいは俺がやりますじゃだめなのか?」


 いつものヘリオンなら俺が俺がで先頭にたって目立ちたがるはずだ。プヨンの問いに、ヘリオンは少し考えていたが、


「理由なんかないな。ニベロとは幼少期から仲が良かっただけだ。年も近かったしな。困っていたら助けてやる。それだけだ」


 プヨンのような『最近知り合いました』という『にわか』とは違う連帯感があるのだろう。


「プヨン、お前だって、ユコナやサラリスが無理難題を吹っかけてきても、しれっと解決して、特に何も受け取らないじゃないか?」


「え? それは、まぁ、別に無理ってわけじゃないから……」


「??? あの要求でか?」


「え? そんな無茶かな? そうなのか?」


 チラとメサルを見ると、メサルもうんうんと頷いている。どうも無茶なところもあるらしい。


 ただ、本当に無理ならもちろん無理と言うが、なんとなく勝算があるから引き受けている。ちょっとプヨンもユコナ達に言われると、損得なしに手伝ってやるのと似たようなものだろうか。


 その心情はよくわかった。



 厳密には違うのかもしれないが、ヘリオンとニベロは一種の双子のような互助精神のようなものがあるのかもしれない。


「まぁヘリオンも手伝うんだろ? もうすでに学校も半年くらいたっているし、基本授業は終わっているし、こっからは自己鍛錬をしつつ教育実習兼ねてより実戦に近い位置で経験を積める段階的に進めていくだけだもんな。まぁ、手伝える範囲で手伝うよ」


 プヨンはそう返すが、ヘリオンの性格からするといずれ自分が中心的な存在でいたくなるということもよくわかっている。


 騎士道精神的な慈愛や公共の利益を優先せねばならない考えが根底にあり、それは周りにとっても幸せなことだ。


 その返事をヘリオンは一緒にやろうと受け取ったようで、安心したように何度も頷いていた。



「ほら、メサル。プヨンは賛同するといっただろう。これで話はまとまった。じゃぁ、メサル、そういうことでいいな」


「あぁ、ヘリオン、わかっている。じゃぁ、プヨンには主導者として付き合ってもらうからな。これで俺も奉仕活動に身を置く真の聖職者にふさわしくなっていけるぞ」


 メサルの顔を見て、プヨンは驚いていた。メサルは少し悦に入っている。かなりやる気があふれているようだ。


 もう少しヘリオンのようなタイプとはどこかで距離を置くと期待したが、もしかすると本当に乗り気なのはメサルの方かもしれない。


「え? 俺が手伝うって主導者なのか? 俺が率先して関わるのはちょっと違うぞ。俺は補助役か殿しんがりで十分なんだけど」


「当然だ。さっきまでヘリオンと話して是非と合意したんだ。俺はプヨンもきっと承諾すると太鼓判を押しておいた。今ここにきたのもそのためだ」


「ちょっと、待って。それってもっと早く言わないといけないんじゃないか?」


「それを言ったら、ほら意識して無理やり賛成させたみたいになるだろ。ほら、損得なしの本心を聞かないとな」


 メサルが連れ出されたら、プヨンも契約上ついていかざるをえない。


「メサルがヘリオン並みに奉仕精神が高いのはレアの件でもわかっていたはずなのに……。自分の危険よりは全体を優先することは予測できたはずだ。よ、読みが甘かった……」


 プヨンの独り言は、ヘリオンの『何ができるのか、さぁ、みんなで考えよう』の宣言でかき消された。



 プヨン、メサル、ヘリオンの3人は少し離れた場所に移動し、あらためて座りなおした。


 現時点では次に何をするかが明確になっておらず、ある程度プヨンの希望も反映できそうなのが少し安心材料だった。


「ふー。よかった。これでこのあたり地域が安定したらワサビさんにも報告できるし、元に戻るきっかけになるかもしれない。きっと好感度大幅アップ間違いなし」


 とのヘリオンの呟きが聞こえる。発端が私欲でもそれで救われる者がいるのなら、それはそれで結構なことだ。それが本音なのはわかっていた。

 

 その分、プヨンの負担は増えることになるが。





 その週末はプヨンがランカの荷物運びを手伝い、ヘリオンはワサビの様子伺いなど、銘々ばらばらに行動していたため、お互いに会うことがなく、次にプヨンがヘリオンに会ったのは3日後の週初めだ。



 先日のなりすまし事件はプヨンだけの秘密だったが、捕縛された数人の取り調べは終わっていた。


 全員がレスルの登録をしていたらしく、それぞれの説明は、レスルの依頼できたら悲鳴がしたので駆け付けた、とのことだった。



 先日でも昼夜問わず、教官は熱心に捕虜に対する取り調べをしていた。取り調べや拷問訓練なども机上ではあったが、こうした被験者がいる授業は滅多にないチャンスだ。ここぞとばかりに問いつめ、周りにも勉強させている。


「おい、お前ら、さっさとゲロしてしまえ!」


「い、いや、ほんとに知らないです。レスルの定期依頼の動物追い払いをしていただけですって」


「さっさと言わないと、ゆっくりと蒸し焼きにするぞ!」



 それを無事耐えきったのか、教官達の『ゲローション』を駆使した事情聴取でも、それ以上の情報は得られなかったとユコナから聞いた。


 プヨンもメサル以外には限定された情報しか公にせず、捕縛者は結局うやむやなまま解放されたそうだ。噂でも掲示板の貼りだしもそうなっていた。




 あれから数日、気が付くとかなり涼しくなってきていた。


 夏場に頻繁に使用していた熱波軽減魔法(単なる冷風魔法)の腕前が上がっている。防御壁と組み合わせて使う機会も増え、相乗効果では格段に威力を高めることができた。


「プヨン、俺としては問題ないのだが、少し方針が変わった。俺は自分の実力に応じて余裕でこなすつもりだったんだが、一部根性なしの意見も聞き入れることにした」


 いいところを見せたいのもあるだろうが、ヘリオンも修羅場というものについては、まだよくわかっていないだろう。


 特に劣勢情勢での切り抜けは経験がなさそうに思う。慎重なのは当然だろう。特に距離がある場合、戦列が崩れた場合や少数の隠密行動で援助がない状態で逃げ切るのは難しい。


 いきなり国境を越えていくのはまずいと考えたのだろう。


「国境付近は正規兵や上級生の実習部隊に任せて、私たちは学校掲示板にもあった災害支援や輸送なんかの後方支援からやってみましょうと言われたんだ」


「言われたんだ? 自分で言い出したんじゃなく?」


「あぁ、サラリスやエクレアが『単位互換制度』を利用したらというんだ。危険を別にすれば、今月から始まった後期の内容はそれで大幅に楽になるよと」


「なるほどな。サラリス達に言われるまでもなく多くの生徒が利用しているもんな」


「あぁ。緊急事態の対処法などの知識は学んだが、どんなものも使わなければ身につかない。例えば剣の振り方や火の出し方は大半が入学前から知っているが、実際に緊急事態の限られた時間、緊張感のある中で使ったことがある者は少ないはずだ」


 言っていることはわかる。授業で学ばない、より効率よく威力を高めるノウハウは実戦の中でないと身につかない。そして、本気での防御はまず試す機会がない。


 若手とベテランの違いはこの防ぎ方をいかに身に付けられるはずだ。考えてからでは遅い。無意識に反応できるレベルにならねばならなかった。


「そうだ。防御も基本は学んだだろう。あとは授業のわかり切った攻撃ではなく、いかに相手の裏をかくか、不意打ちと手加減なしでどこまで通用するかを体に覚えさせるんだ。」


「わかるよ。学校だとやばくなったら戦闘中止って止めてもらえるからな。どうしても心に甘えがあるからな。命の危険があると考える、なんというか、ギリギリまで追い込める」


 授業が一段落すると、限定された範囲だが危険の伴う状態で応用実践を積み、いずれは安全保障などない無制限実戦形式で生き残っていくことになる。上級生の大半が不在でたまにしか戻ってこない理由がこの教育実習のためだった。


 怪我や精神異常で脱落する者も多いが、2ヶ月を1サイクルとして、現場慣れ2週間、効率が最大となる実戦期間1ヶ月、休暇2週間で構成されていた。


 赴任すれば限られた授業時間に対し、作戦中はひたすら評価対象になり鍛錬効率もあがる。


 覚悟ができたものから志願していくのは自然な流れだった。


「それで、結局何をするのか決めたのかい?」


 プヨンはヘリオンに聞いてみたが、ヘリオンは何やら迷っているようだ。


「うん。2つあってな。迷ってるんだ。1つはそう難しくない。ちょっとした輸送依頼があるらしく、サラが掲示板で見つけてきたやつだ。高山地帯で採掘した特殊な鉱物を輸送するんだが、最近強奪被害があったらしく護衛だ。もう1つはワサビさんから頼まれた薬草採取だ。メントール草の採取だが近くでクビキリギスとかいう生物が大量発生していて近寄れないらしい」


 何やらワサビの名前が出た時点で心は決まっていそうだが、ヘリオンがためらう理由もわかる。


「メントール草って、あの発火草って言われているやつか? なるほど。別に需要は前からあるからワサビ案件じゃなくても採取理由はわかるけどなぁ」


 メントール草はスースーと清涼感があるだけでなく文字通り発火する。別名火付け草ということもありいったん火が付くと一気に炎の海になることもある。火気厳禁なのがネックだが、乾燥させて粉末にすると燃料や武器になることが高需要の理由だった。


「じゃぁ、ワサビというか、ガーン達は今後のためにも火力強化に大量に入手しようとしてるのかな?」


「あぁ、そうらしい。まぁ別に彼らだけじゃなくても、国の方でも集めてるらしいがな。ほら、危ない植物だからどこででも育つわけじゃないだろ。空気の薄いところでないと育たないから、採掘量には限度があるからな。


「でも、採取って難しいのか? たしか低温でないとだめで地上だと自然発火で燃えて自滅するから、高い山のところでないと育たないと聞いたが」


「そうなんだ。国境付近の高山地帯でないと採れないからな。おまけに危険生物も多いだろ。ワサビさんの役に立ちたいんだが……」


 なるほど。いかにワサビが喜ぶといっても、国境地帯を超えていくのは現状厳しいだろう。そのあたりの自制はあるようだ。


「ぐっ。いかにヘリオン飛行隊をもってしてもあの高度の往復は厳しい。ここは徒歩で高山を行くしかない……」


「え? 違うだろ。移動方法の問題じゃないだろ。ここは、サラの輸送……」


 ヘリオンは飛行は得意ではあるがそもそもそこまで長距離は飛べない。まして発火草の生息地はたしか高度2000m以上のはずだ。歩いていくのだって日帰りは無理かもしれない。それを指摘しようとしたが、ヘリオンはプヨンの言葉を遮った。


「ワサビさん、俺はやりますよ。必ずやお役に立って見せます。見ててください」


「無理でしょ」


 プヨンはいろいろと危険性を伝えてはみたが、ヘリオンの決意は固いようだ。話は平行線のまま、結論が変わることはなかった。


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