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魔法の使い方教えます  作者: のろろん
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おまけ1 水を出せる量(と用語。本編と無関係)

当初、おまけは、物理と魔法の間の計算をしようと書きましたが、ややこしいので中断して、別にまとめています。


ここを利用して、メモ代わりに世界観の代表的なものを記載させていただきます。

時々、基本事項は、ここに記載させていただきます。


もともとのおまけは下に残しています。

魔法:意思の力を利用して、周囲のいろいろなものから少しずつエネルギーをもらい、それをまとめて物体に反映させるようなイメージです。個人の能力はどの程度の範囲からエネルギーをもらえるかで記載しています。おおよそですが、1J/1㎥。能力は、影響する範囲をメートル(m)で記載しています。


おかね:金貨とプラチナ貨があります。金貨は1グラン=100円、プラチナ貨は1グラン=1000円程度をイメージしています。1グラムは、現実の1グラム。金本位制で考えています。


時間:矛盾が出そうですので、現実と同じ、1年は12ヶ月、1日は24時間にしています。

  (どこかで違う表現があれば、そのうち訂正します)


度量衡:新規に作ろうと思いましたが、計算が面倒なので、現実と同じ単位にしています。

    重さ:kg、長さ:m、温度や、密度、湿度の単位も同じです。




--ここから、元の内容--


魔法の影響範囲を1mと仮定して、絞り出せる水を考えてみた。


①:空気中の水蒸気から絞り出す場合

室温の飽和水蒸気量

25℃:23.1g/㎡

30℃:30.4g/㎡


一度、0℃まで温度を下げて、再度温度をあげることで、水分を絞りだすと

1㎡あたり、0.03Lが限界

16㎡(半径約2mの半円の体積)で、約0.5L

250㎡(半径約5mの半円の体積)で、約7L

2000㎡(半径約10mの半円の体積)で、約56L

4000㎡(半径約12mの半円の体積)で、約225L


ちなみに、一度100℃程度まで温度をあげて、飽和水蒸気量を増やすと、

120℃で、1㎡あたり、約1Lとなります。


そして、10℃を切ると、ほとんど水滴がぽたぽたレベルになってしまうでしょう。

地中から水分を吸い上げるしかないかもしれません。


②:水素を生成し、空気中の酸素と結合させた場合

水素と酸素の反応による熱によって空気が温度上昇するのは無視する。

酸素濃度は、初期空気で21%とし、18%まで安全(3%を使用可能)とする。

使用可能な酸素量は、1㎡あたり、1000x3%=30L

1mol=22.4Lより、30/22.4=1.34mol

酸素はO2のため、水H2Oに使用できる酸素量は、2.68mol


酸素は1分子で2あるので、水素をすべて水作成に使用したとすると、水の量は、

2 x 2.68 x 18(H2O)= 96.48g

1㎡あたり、0.09648L


かなり少ないです。飲み水にも事欠きそうです。

生活すべての水を魔法で賄うのは、ちょっと厳しそうです。

風呂の水200Lを出すとすると、家じゅうの空気からかき集めるくらいでないと厳しいですね。そこまでだと、かなり影響範囲の広い使い手でないと無理かもしれません。

もちろん、水素の場合は、反応熱があるので、熱的にも危険です。

さらに、水素を作りすぎると、酸欠です(笑)


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