女性は大陸か島か。
ある惑星を描く。
上南は島。すなわち南半球は海洋で、南極点に島を設置する。小島嶼だ。
大都市圏を形成する最低限の領域のみに限定する
下北は大陸。すなわち北半球は陸塊で、北極点に首都を設置する。半球陸だ。
さて、私はこの思考実験を何度もおこなった。
この世界の歴史は、単一の歴史であり、地球のように地形で守られるようなこともなく、だいたい紀元前あたりで遊牧国家が大陸を全て荒らしまわって分割してる状態で、そして最有力の遊牧国家が西暦1000年超えで大陸を完全統一する流れだ。
特に、北西地域の白人女性は収奪され、強姦され、強姦収容所で嬲られる。特に少女ともなれば大変である。
さて、南極点の預言者。というか南国は北国と友好関係にある。南国は平和的だが、超高度な文明を誇った。そのシーレーンを集約しきったそれだ。
都市国家でありながら超大国の国力を保持するようになる。
さて、大陸の有様を直視することになった、南極の王の助言者だ。
ところで、南は天界という立ち位置、北は地上という立ち位置だ。
さて、南の預言者は北に遊覧しようと思った。
それこそ、預言者は14~17と若い。
大陸というものだから、あまりにも希望に膨らせたものだが
だが、いざ大陸に入ってみると、それは支配と蹂躙の世界であった。
統一された帝国は間もなく、その子息らによって継承分割が行われた
大陸はいくつかの国に分割された。
さて、若い女・少女らはたちまち強姦収容所で追いやられていた。
預言者は戦慄するわけである。
ちょうどこの全球とは、預言者の心理そのもので、
下にいくほど、深層心理の更なる確信となってる。
つまり、北極点に、その人間の心理の核があることとなった。
この場合、預言者の核は紅き月であった。
預言者は地球人で、ここに臨んで転生してきたが、
実の所、運命から逃れられず、この世界でさえも地球世界と同じ使命を果たすはめとなったのだ。
それは、紅き月の所業である。
すなわち縦横無尽の戦争である。
ちょうどそれは、まさに遊牧国家が支配するこの大陸世界ではないか。
大陸世界とはいったが、確かに単一の大陸国家である。
これは、受け入れられるべきことである。
さて、ここで問題である。大陸は女性か否か。
ここのイメージは困惑というか不思議そうに大柄の裸の美女が横たわりながら美少女の姿形にしか見えない美少年を見つめつつ出迎える様である。
美女は大陸、少年は小島嶼。
戦争権・セクシュアルを考える限り
小島嶼も限定的なのが気になる。だが、小島嶼は最低限のシーレーンの集約をもって力、
さながら男性の知能を思わせる。
かといって、大陸国家の宿命とは、陸上交通路のコストで自滅するもので、経済力の低さだが、それは女性記号化できない異なるものな気もする。
さて、ここまでかと女性が蹂躙されている。奇妙だが、国家は女性である。
だが、まさに社会の集約として女性にそれが描写されてしまってるといったところだ。
実に神話的で美しいと思う。
ところで北は寒冷国、南は熱帯国
北は白人、南はダークエルフといったところでいいだろう。
この場合、南が正統な万世一系を保有してる、といったところだが
実の所、南北共に帝国主義的、陸軍を軸としてしまう。
かの大日本帝国の陸軍志向である。
本来は海軍が軸になるべきであるはずだが、その帝国主義の本体が露わになった結果だ。
小島嶼はシーレーンを集約
大陸はどうだろうか。
そもそもよくよく考えればこれは分かりやすい
というのも、ユーラシア大陸が坐する北半球は1である。
北は大陸である。
すなわち、大陸は女性という結論だ。
大陸は戦争国家において他ない。戦場である。
そう考えると、小島嶼が大陸に攻め入る有様は性行為を思わせる。
ところで、更に疑問だが、陸軍と海軍の振り分けだが
必然、効率の悪い陸軍を大陸国家に相当すべきなのか。
これも不明瞭である。
ここまで分かるのは、大陸国家=女性
特に大陸に領土のある島国の帝国感はすさまじい。そのダイナミズム。
その象形がこれを裏付けるのだ。