時の流れ
現世のどこに行けるのか、
それに法則があるのかが見つけられていないため、運任せになるが、
今回は運よく一発でフリッグローズに行けた
っと、51番の体は持って来れたな
1101番も生きて連れて来れたみたいだ
「たしか、ハナニラの家は東門から赤い屋根の家のところを右...赤い屋根の家が無くなっている!?」
しまった!
ハナニラはエルフだし、あまり時間を気にしなくても大丈夫だと思っていたが、
街の風景が変わってしまっている
あ〜、まあ、俺の姿を見えるのはハナニラだけだ
屋根の上を伝っても問題ないだろう
...うん?
恐らくハナニラの家があっただろう場所に、
かなり立派な塔?
が出来ている
いや、どうなんだ?
どっちだ?
ハナニラが追い出されてここに新しい建物が建ったのか、
それとも...
「あっ!■■さん!!」
まさか、予想以上に時間が経っていて、
ハナニラが大人になっているなんて...
たった2000体に時間をかけすぎだったかな?
子供の時と変わらず、満面の笑みでこちらに手を振るあの子に
思わず笑みをこぼしながら、俺達は再開を果たした
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「・・・さん、■■さん!聞いてるの?」
「んあっ?!おお、聞いていたぞ。
宮仕えになるなんてすごいじゃないか!」
「それは昨日の話でしょ!
やっぱり聞いて無かったんだ。」
「ごめんって、そう怒るなよ。」
ハナニラは、昨日から、俺と別れてからの生活について教えてくれた
子供が大人になるほどの時間だ
変わったのは建物だけでなく、
技術力が大きく発展したらしい
石鹸で体を洗ったり、
下水処理施設を作ったり、
路上のゴミが減ったり、
衛生環境が改善された他
家電のような魔道具がいろいろ作られて、
便利になったと嬉しそうに話すものだから、
聞いているこっちも嬉しくなる
「む〜!じゃあ、もう一回言うよ。
最近発見された植物・・・わ、た、し、が!発見したんだけどね
新種じゃなくて、
古代の石碑に書かれていた、
神様に捧げる、儀式用のお花なんじゃないかってなって、
その褒美に、近々特別な褒美をもらえるんだ!」
「ふーん、たかだか神に捧げる花なんだろ?
そんなすごいとは思えないんだが...」
「たかだかって・・・
はあ、そうだよね。■■さんからしたら私なんて全然すごく無いもんね」
そ、そんなつもりは...
と、困った顔してうろたえていると
「ぷっ、ふふふ・・・あはは!
冗談だよ、■■さんはそういう意味で言ったんじゃなくて、
神様をたかがって言ったんでしょ?
■■さん、言葉の節々にそういう態度が表れてるし」
そうだろうか...?
「ハナニラがそういうのなら、まあ、そうなんだろうな」
「それより、褒美ってなんだろうね?
もらえるって言われたけど、具体的に何がもらえるのか教えてくれないんだよ。」
「その褒美が渡されるのは、いつなんだ?」
「28日後、
だから、もしかしたら、■■さんが帰った後になるかも」
「それは残念だな」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「これが例の花か?
なんというか、普通の見た目だな。
神聖な感じは感じないし...」
「あっ、それ私も思った!
長老が言うにはね?神は神自身が神聖な存在であるため、
求めるのは神聖なものではなく、人の物らしいよ」
「で?この花の薬効とか、
食用かどうかとか、は調べないのか?」
大事そうに結界で守られている花を見る
「ううん、見つかったのがこの2輪だけだから、そういうのは禁止されてるよ」
「ふーん...」
まあ、宗教的なものだし、
そういうものかと、特にそれ以上の追求はしないでいいか
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あっという間に残り2日になっちゃったね。
楽しい時間は早く感じるよ。」
「...なあ、悪いんだけど、1日だけ、ちょっと行きたいところがあるんだ。
最後の日には戻ってくるからさ」
「ええ・・・!まあ、私に■■さんの行動を制限する権利なんて無いけどさ。
■■さんが現実に干渉できるようにする研究を手伝って、
しかも51番?ってやつを魔道具にするための理論を導き出したことへの感謝の気持ちとか
無いのかな〜?
・・・なんちゃってww」
元気に振る舞っているが、やはりその瞳は悲しそうに見え、
罪悪感を感じるが、どうしても必要なことだ
「ごめんな...ありがとう」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
...神殿や、
例の花のある場所に行くと感じた
ハナニラを監視する存在
ハナニラが隠している何かがあるのか、
それともハナニラに隠されている何かがあるのか
時間は1日と短いが、
俺の姿は見つからないので、
気配を感じた場所を中心に、捜査を始めよう...
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