疫病
金箔で覆われた宮殿は、威厳の蜃気楼のように聳え立つ。広間では、異国情緒あふれる花々が飾られたレセプションや、光り輝くスクリーンに映し出された豪華な旅行の広告に囲まれ、狼たちが厳粛な足取りで行進する。儀式の遠吠えのように繰り返される彼らの言葉は、目に見えない悪臭を漂わせる。それは煙でも香水でもない、時とともに朽ち果てていく言葉であり、誰も名付けはしないものの、誰もが感じる匂いで隅々まで汚染されている。
見慣れた影が壁に落ち、新参者の功績を覆い隠す。老狼たちの肖像画が壁から見守り、個人の努力よりも受け継がれてきた伝統が重んじられることを確信させる。輝こうとする顔はすべて、血統のベールに覆われている。まるで血が真実よりも強いかのように。
埃っぽい道や国境の市場では、コヨーテたちが残飯を待っている。狡猾で日和見主義的な彼らは、オオカミが残したものを餌とし、常に安全の隙を見逃さず、権力構造のあらゆる亀裂を突こうと準備万端だ。彼らの目は飢えに輝いているが、それは食料ではなく、機会への渇望なのだ。
湿った地下室や下水道で、ネズミたちは魂を売買する。彼らの合意は友情を装っているが、あらゆる仕草は目に見えない契約であり、あらゆる笑顔は静かな交流なのだ。彼らは影の中で、目に見えないながらも避けられない存在感を増していく。まるで地中に広がる根のように。
オポッサムは、広場や市場で生き残るために死を装う。彼らの表向きの中立は、知らず知らずのうちにシステムを支えている。まるで役者が自ら選んでもいない役を繰り返すかのように。彼らの沈黙は抵抗であると同時に、共犯でもある。
何よりも、外的な軛が主権を圧迫している。それは目に見えないが、自らの意志とは無関係な道や決断を規定する。照らされた広場に旗がはためいているが、その色は目に見えない重荷に薄れているようだ。
宮殿から遠く離れた、落ち着きのない森は、別の真実を囁いている。枝はまるで空気を浄化しようとするかのように揺れ、権力の悪臭は決して完全には隠せないことを思い起こさせる。森の影の中にも生命は息づき、移り変わる道の一つ一つが、見せかけは見せかけであり、生きられるのは抵抗であることを思い出させる。




