第3話 海上戦
海上自衛隊横須賀・舞鶴・大湊・呉・佐世保 共同基地
海上自衛隊の5個の基地が融合した共同基地には、海上自衛隊第1護衛隊群から第4護衛隊群までの艦艇が停泊していた。その他には潜水隊群などもある。そして後方には海上自衛隊の共同航空基地がある。
「品川艦長ー」
「何だ。」
彼は品川陽二。海上自衛隊イージス艦こんごう型護衛艦3番艦みょうこうの艦長である。最年少の28歳で1等海佐にまで登りつめたヤバいやつ。
「上から連絡です。どうやら本当に変な世界に来ちゃったようです。」
「ふーん、それで、内容は?」
「第3護衛隊群と第14護衛隊・第15護衛隊各艦と共に海の妖怪、海坊主を撃退せよ。内容は駆除命令。」
「なら、達する。これより我がイージス艦こんごう型護衛艦3番艦みょうこうは舞鶴、大湊所属の各艦と共に海坊主撃退命令のため、港を出港する。」
「了解。」
第3護衛隊群
DDH-181 ひゅうが
DDG-175 みょうこう
DDG-177 あたご
DD-118 ふゆづき
DD-103 ゆうだち
DD-112 まきなみ
DD-114 すずなみ
DD-120 しらぬい
第14護衛隊・第15護衛隊
DD-151 あさぎり
DD-156 せとぎり
DD-115 はまぎり
FFM-5 やはぎ
FFM-6 あがの
DE-231 おおよど
DE-232 せんだい
DE-233 ちくま
「なぜ駆除命令が?」
「船を片っ端から撃沈しているかららしいな。」
「そういえば海坊主は海の妖怪で、船を故意に沈没させるという人型の妖怪です。」
「厄介なやつだな。我々まで沈没させられないといいな。」
三途の川の中央部
「目標発見!本艦との距離約300m」
「こちら護衛艦みょうこう、目標を発見。戦闘の許可を。」
「こちらヘリコプター搭載護衛艦ひゅうが型。砲の射撃のみ許可する。」
「砲のみだと!ケチだな!」
「127mm主砲発射よーい!」
「発射準備よし!。撃ち方初め!。」
「こちら護衛艦あたご。みょうこう、共に戦闘に参加する。相模、勝手に行くなよ。」
「有明。」
「誰ですか?。」
「ライバルの有明裕二。俺と同じ、一等海佐だ。イージス護衛艦あたご艦長。」
「変な名前ですね。2人とも。」
「今はそんなことよりアレじゃないか?」
「あぁそうですね。海坊主でした。」
「こんな撃ってもやられないとはな。」
「耐久力バケモンですね。」
「実質バケモンだろ、妖怪なんだし。」
「そうでした。」
「ひゅうがにハープーン対艦ミサイルの使用許可を。」
「了解。」
しばらくして
「許可出ました。」
「了解。ハープーン対艦ミサイル、1番、2番発車初め!」
ハープーン対艦ミサイルはキャスターから発射され、一直線に海坊主に向かっていった。そして着弾した。ハープーンは精密的な誘導によって、目の前の海坊主9
匹に命中、着弾した威力は凄まじい程だった。ハープーン対艦ミサイルはどうやら海の妖怪にはとてつもなく効果があるらしい。5匹は死亡したが、後4匹は水中に姿を消した。だが、海自の対潜能力はそれを簡単に追尾していた。
「海坊主、潜りました!」
「短魚雷用意。」
「了解。短魚雷発射管搭載短魚雷、発射!」
第3護衛隊群並びに護衛隊艦隊も各艦が07式垂直発射魚雷投下ロケット、アスロック等を用いて対潜戦闘を開始していた。それから数分後、海坊主は全てが海上自衛隊第3護衛隊群並びに護衛隊編隊の艦隊の攻撃で死亡した。ちなみに9匹の遺体は1匹が研究のために回収。それ以外は処理された。
ちなみに処理するのに掃海部隊総出で処理したため、掃海部隊はとてつもなく疲れていたらしい。




